危険! 過激! 出版禁止! タブー視され続けた問題作が映画化。 その全貌がついにベールを脱ぐ!

2014 年/日本/カラー/5.1ch/1 時間 56 分/R15+ 配給:ファミリーツリー、アークエンタテインメント

2015年10月3日より東京・渋谷シネパレスほか全国ロードショー

©2014「木屋町DARUMA」製作委員会

公開初日 2015/10/03

配給会社名 1350

解説


あなたは、この生き様を直視できるか?

京都の歓楽街・木屋町を舞台に、体に十字架を背負った男の哀しい物語『木屋町DARUMA』。
原作は、時代のタブーに挑戦し続ける作家・丸野裕行の同名小説。2012 年に App Store でアプリとして解禁されたが、それまで出版禁止の問題小説として、某大手出版社、裏社会系雑誌、自費出版大手など複数の出版社から、「危険すぎる内容!」
「過激すぎて出せない!」 「出版の可能性はゼロ」と刊行を断られ続けた発禁小説だ。
監督には、俳優として映画やテレビなど幅広く活動し続けながらも、様々な視点から人間ドラマを世に送り出している榊英雄。

昨年、公開した『捨てがたき人々』では難題に挑み、人間の欲・業を抉るようにリアルに描いた作品として評価を高く得ている。

主演は、映画、ドラマ、CM、ナレーションなど幅広く活躍する遠藤憲一。ある時は男らしく強面な役、またある時は心優しい父性愛をもつ役など、観る側に強烈な印象を残し続けている彼が、体躯にハンディキャップを負い、哀しみを背負ってしまった男を鬼気として演じている。また、主人公の手足となって支える男の役に、三浦誠己。数々の話題作に出演し、ますます活躍が期待されている彼が迫真の演技をみせる。さらに、多額の借金を抱え、金貸しから陰湿な取り立てで追い込まれていく男を寺島進が熱演、独特な役柄の多い個性派俳優の木下ほうかが粘着質な腹黒い男に、また主人公の弟分で、ストーリーのキーマンとなる男の役に木村祐一が扮している。そんな男性陣のなか、今、注目株の清純派若手アクション女優の武田梨奈が、本作ではアクションを封印。
多額の借金を背負った父のせいで、身を狂わされ落ちていく汚れ役を堂々と演じている。

ストーリー



かつて京都木屋町を牛耳る組織を束ねていた勝浦茂雄(遠藤憲一)は、5年前のある事件で四肢を失った。今ではハンデのある躰で債務者の家に乗り込み、嫌がらせをして回収する捨て身の取立て稼業で生計を立てる。
仲間の古澤(木村祐一)から世話を命ぜられた坂本(三浦誠己)の助けを借り、次々仕事をこなす勝浦。そこに真崎という家族への追い込みの仕事が入る。
その家族は、勝浦を裏切り、金と麻薬を持ち逃げした元部下・サトシの身内だった。勝浦は責任を取り、今の躰になったのだが、事件に疑問を感じた坂本が過去を嗅ぎまわりはじめる。
人生が毀れゆく債務者を見つめながら薄汚い闇社会でもがく勝浦と坂本は、5年前のある真実を知ってしまう…。

スタッフ

原作・脚本:丸野裕行「木屋町 DARUMA」(マルノシンヂケイト電子書籍出版)
監督:榊英雄
プロデューサー:榊英雄、丸野裕行
音楽:榊いずみ
キャスティング:木下鳳華
撮影:今井裕二
美術:井上心平
照明:鹿野克巳
録音:永口満大
編集:清野英樹
助監督:山口雄也
制作担当:金城恒次 主題歌:「空が泣いている」歌 masami
制作プロダクション:ファミリーツリー
配給・宣伝:アークエンタテインメント
製作:「木屋町DARUMA」製作委員会

キャスト

遠藤憲一
三浦誠己
武田梨奈
木下ほうか
尾高杏奈
趙眠(たみ)和
烏丸せつこ
寺島進
木村祐一

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