おやすみなさいを言いたくて

原題：A Thousand Times Good Nigh

2013 年/ノルウェー・アイルランド・スウェーデン/108 分/カラー/スコープサイズ配給:KADOKAWA

2014年12月13日、角川シネマ有楽町にてお正月ロードショー

公開初日　2014/12/13

配給会社名 0058

解説

この度、KADOKAWA 配給「A Thousand Times Good Night」（原題）の邦題が『おやすみなさいを言いたくて』に決定し、2014年12 月より角川シネマ有楽町にてお正月ロードショーが決定となりました。

本作は、『イングリッシュ・ペイシェント』でアカデミー賞®助演女優賞を受賞した演技派女優ジュリエット・ビノシュの最新作です。2013 年モントリオール世界映画祭審査員特別賞＆エキュメニカル審査員賞受賞、2013 年ノルウェー映画批評家協会賞、2013 年シカゴ映画祭設立者賞と数々の賞を受賞した話題作です。
報道写真家として世界各地を飛び回る主人公レベッカが、母として妻としてひたむきに生きる姿を描いた感動作です。

家族と仕事の間で悩みながらも自分の道を突き進んでいく強い女性レベッカをジュリエット・ビノシュが迫真の演技で魅せます。
その強さからくる切ないまでの不器用な母の愛が、観る者の魂を震わせます。本作は、世界トップクラスの人気ロックバンドＵ２のドラマー、ラリー・マレン・ジュニアの出演でも話題となりました。また、世界中で活躍する報道写真家たちの協力で実現したメッセージ性の強い劇中写真にも見ごたえがあります。さらにアイルランドの美しい海辺の町で暮らすレベッカと家族の家の瀟洒なインテリアも見逃せません。

ストーリー

すぐ帰ってくるからね、「おやすみなさい」を言うために。
母だから強く切ない。その不器用な愛は、全ての女性の魂を揺さぶる。

アイルランドの海辺の町。カブール、イスタンブールなど世界各地を取材で飛び回る報道写真家のレベッカは、身を危険にさらされながらも戦争の真実を伝えるためにシャッターを切っていた。そんな彼女が精力的に仕事に取り組めるのは理解のある夫マーカスとしっかり者の長女ステフと天真爛漫な次女リサのおかげ。娘たちの誕生日を一緒に祝えなくても、日常生活を一緒に送れなくても、すべて上手くいっていると思っていた。だが取材中に生死をさまようほどの事件に巻き込まれてしまい、心配した家族から「二度と危険な場所へは行かない」と約束をさせられることになる。このことがきっかけで、レベッカは家族の本心に気づいていく。愛し合っているはずの夫は家族の在り方に疑問を抱くようになっていた。思春期のステフは心を閉ざしていた。
自分の愛する仕事が愛する家族を苦しめている。その事実を受け入れたとき、レベッカはある答えへとたどり着く・・・。

スタッフ

監督：エーリク・ポッペ
脚本：ハーラル・ローセンローヴ・エーグ

キャスト

ジュリエット・ビノシュ『イングリッシュ・ペイシェント』
ニコライ・コスター＝ワルドー『オブリビオン』
ラリー・マレン・ジュニア（U2 ドラマー）

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