リスボンに誘われて
原題:Night Train to Lisbon
2013年/ドイツ・スイス・ポルトガル合作/カラー/111分 配給:キノフィルムズ
2015年04月02日よりDVDリリース 2014年9月13日、Bunkamuraル・シネマほか全国ロードショー!
© 2012 Studio Hamburg FilmProduktion GmbH / C-Films AG / C-Films Deutschland GmbH / Cinemate SA. All Rights Reserved.
公開初日 2014/09/13
配給会社名 1093
解説
この度、2004年の刊行依頼、全世界で400万部を突破した「リスボンへの夜行列車」の初の映画化『リスボンに誘われて(原題:Night Train To Lisbon) 』が今秋Bunkamuraル・シネマ他にて全国ロードショーの運びとなりました。
偶然ポルトガルの古本を手に入れたスイスの古典文献学教師ライムント。心揺さぶられ、すっかりその本の虜になった彼は、謎の著者アマデウ・デ・プラドを追うように、仕事も何も投げうって衝動的にリスボンへ旅立った。旅先でアマデウの家族や友人を訪ね歩くにつれて、徐々に明らかになる彼の素顔や人生は、やがてライムント自身の人生を変えていく−
ポルトガルの首都リスボンを舞台に、世界中で愛されている名著を映像の中で見事に蘇らせています。路面電車や坂道、色とりどりの建物と路地など…西ヨーロッパ最古の街の美しい風景は、観る者の心を旅に駆り立てるでしょう。
1冊の本に導かれるようにリスボンを訪れ、“本物の人生”を見つけていく主人公ライムント・グレゴリウスに、イギリスを代表する名優 ジェレミー・アイアンズ。ライムントを魅了する本の著者アマデウ・デ・プラドを演じるのは、第71回ゴールデングローブ賞作品賞に輝いた『アメリカン・ハッスル』(13)でも注目されたジャック・ヒューストン。アマデウと運命的な恋に落ちるエステファニアには、フランス若手実力派女優のメラニー・ロラン。更に、シャーロット・ランプリング、ブルーノ・ガンツ、レナ・オリン、クリストファー・リーなど、欧州のスターキャストが顔を揃えました。そして、監督は『ペレ』(88)、『愛の風景』(92)で2度カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞し、その後も『愛と精霊の家』(94)や『マンデラの名もなき看守』(07)など名作を送りだしてきた名匠ビレ・アウグストでございます。
ストーリー
スイスのベルンの高校で、古典文献学を教えるライムント・グレゴリウスは、ラテン語とギリシア語に精通する、知性と教養に溢れた人物だ。
5年前に離婚してからは孤独な一人暮らしを送り、毎日が同じことの繰り返しだが、特に不満は無かった。
だが──学校へと向かうある嵐の朝、吊り橋から飛び降りようとした女を助け、彼女が残した1冊の本を手にした時から、すべてが変わる。
本に挟まれたリスボン行きの切符を届けようと駅へ走り、衝動的に夜行列車に飛び乗ってしまうライムント。
車中で読んだ本に心を奪われた彼は、リスボンに到着すると、作者のアマデウを訪ねる。
彼の妹が兄は留守だと告げるが、実は若くして亡くなっていたと知ったライムントは、彼の親友や教師を訪ね歩く。医者として関わったある事件、危険な政治活動への参加、友を裏切るほどの情熱的な恋──アマデウの素顔と謎を解き明かしていくライムント。そして遂に、彼が本を著した本当の理由に辿り着くのだが──。
スタッフ
監督:ビレ・アウグスト
原作:パスカル・メルシエ
脚本:グレッグ・ラター、ウルリッヒ・ハーマン
音楽:アネッテ・フォックス
キャスト
ジェレミー・アイアンズ
メラニー・ロラン
ジャック・ヒューストン
マルティナ・ゲデック
トム・コートネイ
アウグスト・ディール
ブルーノ・ガンツ
レナ・オリン
クリストファー・リー
シャーロット・ランプリング
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