チェインド – CINEMATOPICS

原題：Chained

2012年/カナダ/カラー/94分配給:インターフィルム

2014年2月1日公開

公開初日　2014/02/01

配給会社名 0653

解説

『ボクシング・ヘレナ』（1993）では過激な表現が、『サベイランス』(2007)では、父デヴィッド・リンチと親子タッグを組み衝撃の結末が賛否両論となるなど常に衝撃作を提供してきたジェニファー・リンチが、また、新たなスキャンダラスな作品を生み出した。今回は、猟奇的殺人鬼の監禁飼育を描いたホラー・サスペンス『チェインド』だ！
2013年５月には、実際に米国・オハイオ州で10年以上に渡り女性が監禁された事件が起き、世間を震撼させたのは記憶に新しいが、その現実的に起こり得る恐怖をテーマに、ジェニファー・リンチが、父親譲りの巧みな演出でその才能をいかんなく発揮し描かれた衝撃度倍増のサスペンス『チェインド』が待望の日本公開となる。
　主演の監禁飼育男には個性派俳優ヴィンセント・ドノフリオを迎えている。ドノフリオと言えば『フルメタル・ジャケット』（1987）で海兵隊訓練でいつも失態を繰り返し最後は精神異常をきたし鬼教官を殺してしまうレナード(バイル)役が映画ファンの脳裏に鮮烈に焼き付いているが、この『チェインド』でもレナード(バイル)役を彷彿させる驚愕の監禁男を熱演、迫真の演技で更なる狂気の男を演じている。まさにジェニファー・リンチと狂気の最凶タッグ結成だ！『ボクシング・ヘレナ』の監督デビューから２０年、『チェインド』は、彼女が自信を持って贈るこだわりの渾身作である。もちろん、『チェインド』でも衝撃の結末が待ちうけている！！

ストーリー

ある日、少年ティムと彼の母親を乗せたタクシーが郊外を走っていた。突然、親子はそのタクシー運転手ボブ(ヴィンセント・ドノフリオ)によって拉致監禁されてしまう。実はこの男、連続殺人鬼であった。そのまま自宅に連れ去られ母親は殺され、その日からティムは鎖でつながれ、ラビットと命名され監禁生活が始まった。以来、ティムはこの殺人鬼と生活を共にし、ボブが連れてくる“獲物”の処理を手伝わされ、地獄の日々を過ごすのであった。あれから９年—、青年になったティム(エイモン・ファーレン)は、このままの不遇な人生に疑問を抱き、自らの人生を切り開く為に脱出を試みるのだが・・・。

スタッフ

監督：ジェニファー・リンチ
製作：デビッド・ビューロウ
ロンダ・ベイカー
製作総指揮：ケビン・ケイシャ
クレイグ・アンダーソン
脚本：ジェニファー・リンチ
撮影：シェーン・デイリー
美術：サラ・マッカデン
編集：クリス・A・ピーターソン
音楽：クライマックス・ゴールデン・ツインズ

キャスト

ビンセント・ドノフリオ
エイモン・ファーレン
コナー・レスリー
エバン・バード
ジェイク・ウェバー
ジュリア・オーモンド
ジーナ・フィリップス

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