原題:The Trials of Cate McCall

2013年/アメリカ/カラー/97分 配給:プレシディオ、クロックワークス

2014年09月03日よりDVDリリース 2014年2月22日公開

(C)2013 Trials of Cate McCall Productions, LLC. All Rights Reserved

公開初日 2014/02/22

配給会社名 0830/0033

解説


本作の主演は『パール・ハーバー』(01)、『アンダーワールド』(03)シリーズ『トータル・リコール』(13)などで一躍トップ女優となったケイト・ベッキンセイル。激しいアクションシーンで魅せる一方、本作では仕事と育児という現代社会における普遍的なテーマの狭間で揺れる女性を繊細かつ大胆に演じる。またそんな彼女を信頼し、陰で支える良き理解者を演じるのは『ホテル・ルワンダ』(04)、『L.A.ギャングストーリー』(13)のニック・ノルティ。また『グリーンマイル』(99)、『スパイダーマン3』(07)のジェームズ・クロムウェルなど実力派俳優達が脇を固める。監督、脚本はカレン・モンクリーフ。女性監督ならではの視点で、女性として、母親としての苦悩や挫折を繊細なタッチで表現しつつ、法廷の闇を鋭く描く。

ストーリー

真実と事実、そして正義。信じてほしい、この愛だけは—。
敏腕弁護士ケイト( ケイト・ベッキンセイル)は日々のストレスからアルコール依存症に陥り、弁護士としてのキャリアを失ってしまう。と同時に娘の養育権も奪われてしまうのだった。娘の信頼も失い悲嘆に暮れるケイトだが、良き理解者であり、また、彼女も信じ続けるブリッジズ(ニック・ノルティ)の支えで、更生の道を歩み始める。「君は偉大な人間で、特別な存在」ブリッジズはケイトを常に勇気づけていた。そんなある日、殺人事件で有罪判決を受けた女性の弁護を依頼される。被告人の名はレイシー(アナ・アニシモーワ)。彼女が犯人だという証言は揃っていた。ケイトも弁護士として勝訴する可能性はわずかだと感じていた。しかしレイシーは無罪<冤罪>を涙ながらに訴え続ける・・・。
娘との関係を再び築こうと努力するケイトだったが、すれ違うばかり。弁護士として、母として苦悩する日々を過ごしていた。ケイトはある事件で弁護を担当した被告人を冤罪被害者として刑務所に入れてしまった過去を背負っていた。この事件に深く関与すれば、また同じ過ちを起こすのではないか・・・しかし、ケイトは過去の自分を払拭するため、また、弁護士としてのキャリアと娘を取り戻すため、この事件の真相を追うことを決意する。
調査を進めて行くにつれ警察による証拠の偽装や、供述の食い違いが明らかになっていく・・・。ケイトの恩師であるサンプター裁判長(ジェームズ・ムウェル)も繰り返される証拠の隠蔽、偽証に憤りを感じていた。そしてついに最終弁論の日を迎える。勝利を掴むと思われたが、何かがおかしい・・・。そこには予想だにしなかった展開が待っていた—。

スタッフ

監督・脚本:カレン・モンクリーフ
製作:マルク・ベンストック
製作総指揮:ジョー・デイン、ジム・クロック
衣装:マヤ・リーバーマン
音楽:ピーター・ナシェル

キャスト

ケイト・ベッキンセール
ニック・ノルティ
アナ・アニシモーワ
ジェームズ・クロムウェル

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