俺が盗んできた家族は、誰にも奪わせない

第39回モントリオール世界映画祭(フォーカス・オン・ワールド・シネマ部門)正式招待作品 京都国際映画祭2014オープニング作品

2014年/日本/カラー/110分/ 配給:ファントム・フィルム+KATSU-do

2015年8月22日公開

(C)『at Home』製作委員会

公開初日 2015/08/22

配給会社名 0442

解説


原作は1994年「眠りの海」で小説推理新人賞を受賞し、99年『MISSING』で単行本デビュー、同作が累計30万部超えのベストセラーになった、本多孝好の『at Home』(角川文庫刊)。
竹野内豊は“父さん”こと和彦、空き巣を生業とする泥棒で、ちょっと抜けた性格だが、義理人情には人一倍弱い父親役を、そして、“母さん”こと皐月で、結婚詐欺師を演じるのは、松雪泰子。

監督は07年にDREAMS COMETRUEの名曲を映画化した「未来予想図〜ア・イ・シ・テ・ルのサイン〜」で監督デビューを果たした蝶野博。

その家族は父・和彦(竹野内豊)は泥棒、母・皐月(松雪泰子)は結婚詐欺師、長男・淳(坂口健太郎)が偽造職人で、長女・飛鳥(黒島結菜)とまだ幼い次男・隆史(池田優斗)も「犯罪で生計を立てていること」を知っている犯罪一家。さらに彼らは、決して振り返りたくはない過去を持つ者同士が集まった偽装家族だった。それでも幸せを求める姿は普通の家族と何ら変わらない。

脇を固める俳優陣には個性的な面子が揃った。一家の世話役として國村隼が、板尾創路がナルシストな金持ちに扮し、千原せいじが暴力男に、そしてウーマンラッシュアワーの村本大輔が5人をピンチに陥れる悪役を怪演する。
“本当の家族の絆とは?”犯罪一家であり偽装家族でありながらも幸せに生きようとする5人の姿に、その答えがあるのかもしれない。ぜひ劇場で確かめてほしい。

ストーリー






どこにでもある平凡で幸せな家族。けれども、実は家族全員で、犯罪で生計をたてている一家。父さんは空き巣泥棒、母さんは結婚詐欺師、長男は偽造職人…。ある夜、家族の元に一本の電話が…。結婚詐欺がバレ、相手に母が拉致され身代金まで要求されてしまう。能天気にみえた家族、その裏にあるそれぞれの苦しい過去。血もつながっていない、けれどこの幸せを守るためなら、誰よりも必死になれる。これも一つの家族の姿。母親を取り戻すことはできるのか!?

スタッフ

監督:蝶野博
原作:本田孝好「at Home」(角川書店刊) 
脚本:安倍照雄
制作プロダクション:ブースタープロジェクト

キャスト

竹野内豊
松雪泰子
坂口健太郎
黒島結菜
池田優斗
村本大輔(ウーマンラッシュアワー)
國村隼

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