父は家元

茶道の流祖・小堀遠州はレオナルド・ダビンチと呼ばれる。それを継ぐ13世宗実の家元としての日常を3年間追い続けた世界初の茶道ドキュメンタリー映画「父は家元」の公開が2014年1月25日（土）より、テアトル新宿、シネ・リーブル梅田ほか全国順次ロードショーと決定いたしました。千利休の「わびさび」を超えた遠州流茶道「綺麗さび」の世界はまさに“クールジャパン”、グローバルに現代人の心を掴みます。本作は430年の伝統を持つ遠州茶道宗家の全面的な協力のもと、茶道の背景にある日本文化の神髄を浮かび上がらせます。
監督は「スカイスクエア〜鎌倉歴史散策　源氏の風が吹く待ち〜」でWAEA　ANNUAL　AVION　AWARD　COMPETITION　グランプリを受賞した気鋭の高野裕規、音楽にはシンセサイザー・ミュージックのパイオニアで世界を舞台に活躍する喜多郎を配し、歌舞伎の坂東三津五郎、コメディアン・ルー大柴なども証言者として出演している。

＜遠州茶道宗家１３世家元　不傳庵　小堀宗実プロフィール＞
昭和３１年９月１７日、遠州茶道宗家１２世小堀宗慶の長男として生まれる。平成１２年大徳寺管長福冨雪底大老師より、「不傳庵」「宗実」の号を授かり、平成１３年元旦より、１３世家元を継承する。『茶の湯を通して心を豊かに』をモットーに、伝統文化の普及と精神文化の向上に努める傍ら、時代を見据え、様々な文化とのコラボレーションも実施。新時代の茶の湯を創造し、海外においては文化交流活動を積極的に行っている