「家族」なんて、すぐに壊せると思っていたー

2013年/日本/カラー/102分

2014年4月6日(日)渋谷アップリンク 2014年3月17日(月)〜19日(水)名古屋シネマスコーレ

公開初日 2014/03/17

解説


静かに崩れていく家庭を通して問う
現代家族・現代社会のあり方

監督を手がけたのは、本作が劇場公開デビュー作になる佐藤慶紀。
地元・愛知で撮影を行い3年間かけて完成させた。2013年の5月にはロサンゼルスアジア太平洋映画祭にて「夢売るふたり」「鍵泥棒のメソッド」と共に上映され、父・母・子、それぞれの葛藤を重層的に描いた物語の強度と、予測不能なズレを起こすストーリー展開が高く評価された。
上映後の質疑応答では現代における「中流家庭の崩壊」をテーマに多くの議論が交わされた。

ストーリー


パパとママとクルッタボク
優等生が引き起こした「凶悪」事件

地方都市郊外に両親と3人で暮らす中3の市原マサシ。
​過保護な両親にうんざりしながらも、高校は彼らの望む通りの進学校に合格、全てが社会の規範通りに進んでいた。
​​​​​しかし、中学最後の春休み、​ある出来事をきっかけにマサシは変わっていく。
そのきっかけとは、同級生の彼女から妊娠を告げられたこと。
マサシは彼女と共に子供を育てていくことを選ぶ。
しかし、自分の決断をなかなか父に伝えられないマサシ、うまくコミュニュケーションが取れない苛立ちから、ある時、人に頼んで父を殺そうとするのだが…

スタッフ

編集・監督:佐藤慶紀
脚本:久保裕章 
撮影:喜多村朋充 
照明・音声:山口敬志  
美術:大室貴之
メイク:坂部実保 
衣装:市原昌顕 
助監督:片岡邦夫 

キャスト

モロ師岡
竹森雄之助
西山諒
中山夕莉
原田圭
愛月美羽
マイケル・リュー

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