第5回沖縄国際映画祭コンペティション『Peace部門』

2013年/日本/カラー/92分 配給:よしもとクリエイティブ・エージェンシー

2014年6月21日公開

(C)Death Match FILM PARTNERS

公開初日 2014/06/21

配給会社名 1341

解説

武田幸三の寡黙で朴訥とした存在感と肉体アクションから醸し出されるSAMURAIの風格が、往年の正統派西部劇テイストと巧みにマッチし、新たな映画ヒーロー像を魅力的に構築するとともに、良質のプログラム・ピクチュアが具現化。過去の古傷に彼が苦しむ描写も、武田ファンならグッとくるものがあることだろう。
武田以外の脇を固める現地フィリピン俳優陣の個性も魅力的に引き出されている。
それにしても、マカロニ・ウェスタン風の音楽が象徴するかのように、監督ARTY MORGANに製作KAZU DE NIROなど、どこか人を食ったようなスタッフ陣のネーミングではあるが、その正体とは? 全てはこの映画祭にて明らかになる!?

ストーリー

夫の暴力に苦しむ人妻リサを助けようとして、逆にその夫を誤って殺してしまった元傭兵のジョー。
ようやく6年の刑期を終えて出所した彼は、リサが夫の遺した借金に今も苦しみ続けていることを知り、彼女のぐうたらな兄ブライアンとコンビを組んで賭けストリート・ファイトで金を稼ぎ、代わって借金を清算しようとするのだが……。

“超合筋”の異名で世界に名を馳せた元キックボクサー武田幸三の映画初主演作品。
オール・フィリピン・ロケの下、熱くストイックな“漢”の世界がダイナミックなアクションとそこはかとないユーモアを交えた心地よい人間ドラマとして、さわやかに繰り広げられていく。

スタッフ

監督:アーティ・モーガン
脚本:アーティ・モーガン
撮影:今井哲郎

キャスト

武田幸三
エル・ベラスコ
アルビン・アンソン
マクシーン・マンバ
アリ・ファワズ
ケニオン・マーティン
クーヤ・マンザーノ
江原シュウ
アルマリオ・レアル

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