原題:Sake-Bomb

2013年/アメリカ・日本合作/カラー/82分/ 配給:ピクチャーズデプト

2014年5月24日公開

(C)2013 pictures dept./Sake Bomb Films, LLC

公開初日 2014/05/24

配給会社名 1102

解説


主演の濱田岳が演じるのは、日本の老舗酒蔵で働く純朴な青年・ナオト。突然別れを告げて帰国してしまった恋人・オリビアを追いかけ、生まれて初めてやってきたアメリカで、思いがけず始まる最悪にひねくれ者のいとこ・セバスチャンとのふたり旅。本作は、凸凹コンビが、ぶつかり合いながらも互いにありのままの自分を見つめ直す姿をコメディタッチに描き、観た人だれもが明日もちょっとガンバレる青春“ほろ苦”ロードムービーに仕上がっています。

世界の新しい映画の「才能」が集まるSXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)映画祭2013でワールドプレミア。同映画祭のシニア・プログラマ—のJarod Neece(ジャロッド・ニース)は、“『サケボム』はほんとうに楽しくて、ハートに溢れた作品。選考委員たち全員が、全編を通して役者たちの素晴らしいパフォーマンスを堪能した。将来有望な才能が新たに誕生したと感じている”と賞賛のコメントを寄せています。さらには、LAアジアン・パシフィック映画祭2013で最優秀脚本賞を受賞、そしてサンディエゴ・アジアン映画祭2013では同映画祭に出品されていた『横道世之介』や『中学生円山』をおさえ、最優秀作品賞を受賞するなど、本作がデビュー作となるサキノジュンヤ監督の本拠地アメリカにおいて高い評価を得ました。

監督のサキノジュンヤは、長年ハリウッドで研鑽を積み、岩井俊二監督や紀里谷和明監督から絶大な信頼を寄せられる新鋭。脚本はFilmmaker Magazine誌が選ぶ「ハリウッドのネクストジェネレーション25人」に選ばれたジェフ・ミズシマ。いよいよ日本に逆上陸します!

ストーリー


この旅が終わるとき、それは僕らのスターティングオーバー。

創業300年の伝統を誇る酒蔵の次世代を担う純朴な青年・ナオト。
ある日、突然の別れを告げていなくなってしまった恋人・オリビアをあきらめきれず、
一途に彼女を追いかけて、生まれてはじめてアメリカにまでやってきた!
唯一の頼りにしてやってきた叔父さんは、いとこのセバスチャンが助けてくれると言うが、
ひねくれ者の彼が素直にそうするわけもなく…。思いがけず始まった何もかもが正反対のふたりの旅は、
ロサンゼルスからサンフランシスコへと西海岸ルートをひたすら北へ。
最初こそギクシャクしていた2人だったが、旅を通して、ナオトの存在は、
コンプレックスのかたまりだったセバスチャンのささくれだった心を癒していく———。
果たして2人の珍道中の結末は? そしてナオトの想いは届くのか!?

スタッフ

監督:サキノジュンヤ
プロデューサー:妹尾浩充
脚本:ジェフ・ミズシマ

キャスト

濱田岳
ユージン・キム
マーレン・バーンズ
渡辺裕之
でんでん
ジョシュ・ブローディス
サマンサ・クワン
ダット・ファン
マリー・キャリー

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