MIRACLE デビクロくんの恋と魔法
第27回東京国際映画祭・特別招待作品
2014年/日本/カラー/??分/ 配給:東宝=アスミック・エース
2015年05月27日よりDVDリリース 2014年11月22日 全国ロードショー
(C)2014中村航・小学館/『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』製作委員会
公開初日 2014/11/22
配給会社名 0001/0007
解説
みんな、片想い
聖なる夜、4人の秘めた恋にデビクロくんが起こす《奇跡》——
この冬、大切な人に会いたくなる!きっと恋がしたくなる!
夢と感動のミラクル☆ラブストーリー
だれかを“好き”になってしまったとき、あなたはその想いを、素直に伝えることができますか——? 愛しくて、恋しくて、切なくて・・・。この気持ちを、相手に伝えたい。でも、それを告げてしまったら、いまの関係は変わってしまうかもしれない・・・。そんな心ゆれる“片想い”の恋を、だれもがきっと経験したことがあるはず。
映画『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』は、片想いの恋をする男女4人の物語。運命の女性と出会ってしまった光、幼なじみにずっと恋してる杏奈、元カレを忘れられないソヨン、恋に素直になれない北山。すれちがう4人の片想い。しかし、光にしか見えない相棒の“デビクロくん”が、聖なる夜に素敵な≪MIRACLE≫を呼び起こす——。
山下達郎の名曲「クリスマス・イブ」をモチーフにした中村航の原作小説を、『ジョゼと虎と魚たち』『のぼうの城』の犬童一心監督が待望の映画化!映画単独初主演となる相葉雅紀に加え、榮倉奈々、ハン・ヒョジュ、生田斗真ほか豪華キャスト競演で贈る、夢と感動のミラクル☆ラブストーリー。この冬、あなたのハートへ素敵な恋と魔法をお届けします!
クリスマス・イブの夜、デビクロくんの魔法がかかるとき、
光・杏奈・ソヨン・北山の片想いの恋の行方は・・・!?
漫画家になる夢をあきらめず、書店員としてはたらく光は、ある日、世界的な照明アーティストのソヨンと偶然出会い、一瞬で恋に落ちてしまう。彼女を“運命の人”と思い込み、幼なじみの杏奈に相談するが、なんとソヨンと杏奈は仕事仲間だった。光の片想いを応援する杏奈。だが、彼女自身も子供の頃から光に秘めた恋心を抱いていた。一方、光は大学時代の同級生で売れっ子漫画家の北山と再会したのだが、彼がソヨンの元恋人だと知ってしまい・・・。
すれちがう4人の片想い。そんなとき、光にしか見えない相棒のデビクロくんが現れ、語りかける。
「すべてがゼロになったら、大切なものだけがのこる。やっと見つけたんだろ?」
クリスマス・イブの夜、デビクロくんが魔法をかけたとき、光たちの片想いの恋に、素敵な≪奇跡≫が舞い降りる——。
×榮倉奈々×ハン・ヒョジュ×生田斗真、豪華キャストが夢の競演!
そして、物語の鍵をにぎるキャラクター“デビクロくん”の声を劇団ひとりが担当!
嵐のメンバーとして絶大な人気を誇る相葉雅紀が、ついに映画単独初主演!気が優しく、誰もが応援したくなる主人公・光という、まさに自身のイメージとぴったりのはまり役を演じる。また、光に想いを寄せる幼なじみのヒロイン・杏奈を『余命一か月の花嫁』『図書館戦争』などの大ヒット作に数多く出演する榮倉奈々、光が運命的な出会いをする世界的な照明アーティスト・ソヨンを韓国で”視聴率女王”の異名をとるハン・ヒョジュ(ドラマ「華麗なる遺産」「トンイ」主演)、光の大学時代の同級生で漫画家の北山を『僕等がいた』『土竜の唄 潜入捜査官 REIJI』の生田斗真がそれぞれ演じ、4人の恋模様を紡ぐ。そして物語のキーとなる、口は悪いけれど憎めない光の相棒“デビクロくん”の声を、タレント・俳優・映画監督として幅広い才能を発揮する劇団ひとりが担当。豪華キャストによる夢の競演が実現した!
最高のスタッフ陣が贈る、名曲「クリスマス・イブ」から生まれた奇跡のラブストーリー!
28年連続でオリコンランキングのTOP100入りを記録し、クリスマス・スタンダード・ナンバーとなった山下達郎の名曲「クリスマス・イブ」。誰もが聞いたことのあるこの曲をモチーフに、累計85万部突破のベストセラー「100回泣くこと」 の著者・中村航が原作小説を書き下ろした。そして映画化には、監督に名匠・犬童一心、脚本に『陽だまりの彼女』の菅野友恵、音楽に『へルタースケルター』『のぼうの城』の上野耕路など最高のスタッフが集結!さらに山下達郎自身も音楽監修として参加し、「クリスマス・イブ」をテーマ曲として提供するほか、劇中を彩る60〜70年代の楽曲を自ら選曲した。光を中心とする等身大のラブストーリーが描かれる実写に、ファンタジックなデビクロくんのアニメーションが見事に融合されて創りだされる夢の世界。クリスマス・イブの夜を舞台に、超一流のスタッフたちの想いが溢れる奇跡のラブストーリーが誕生した!
ストーリー
2014年12月、東京。
書店員として働きながら、漫画家になる夢をもつ光(相葉雅紀)。子供のころから一人で絵をかくのが好きだった内気な彼は、大人になっても人が良すぎて、口ぐせは「ごめんなさい」。そんなちょっと頼りない性格の光には、誰も知らない秘密があった…。彼には、自分にしか見えない小さな相棒“デビクロくん”がいつもそばにいるのだ。ときどき目の前に現れては、いつか夢が叶うと信じる光の邪魔をするデビクロくん。だが、他人に本音を言えない光にとって、デビクロくんは心の声を代弁してくれる大切な存在。光はそんな本音を“デビクロ通信”に描き、人知れずデビクロくんと共に、夜の街に貼って回っていた。
そんな光の性格も夢もすべてを知っているのは、幼なじみの杏奈(榮倉奈々)。オブジェ作家の卵である彼女は、光の家の近所に住み、いつも頼られておせっかいを焼く存在。しかし子供の頃の“ある出来事”がキッカケで、杏奈は光に密かな恋心を抱き続け、その想いをずっと打ち明けられずにいた。
ある日、仕事帰りの光は街角でぶつかってしまった美しい女性に心を奪われる。彼女を“運命の人”と感じた光は、さっそく杏奈に報告し、似顔絵を描いて見せる。戸惑いながらもその絵を見て、知った顔に驚く杏奈。その女性とは、杏奈も参加する“クリスマス・イブに東京全体に光の魔法をかけるプロジェクト”、[Illumination for Magical X’mas(IMX)]のリーダーで、世界的な照明アーティストのソヨン(ハン・ヒョジュ)だったのだ。杏奈は光への想いを隠し、光にソヨンと近づくためのアドバイスをする。
杏奈のおかげで、ソヨンと食事に行く約束を取り付けた光。大喜びしながら杏奈にそれを報告すると、彼女は光を連れ出し、服を買いに出かける。ソヨンとのデートの練習として、レストランで食事をする二人。無邪気にソヨンの話をしながら微笑む光を、杏奈は募る想いを抑えながら見つめていた…。
同人誌仲間とコミケに参加した光だが、一生懸命描いた漫画はまったく売れない。がっかりして帰ろうとした光に声をかけたのは、大学時代の同級生・北山(生田斗真)。偶然の出会いを喜ぶ二人。しかし北山が憧れの、しかも超売れっ子の漫画家になっていたと知り、光は複雑な気持ちになる。
光とソヨンのデートの日。二人はソヨンの行きつけの居酒屋で楽しい時間を過ごしていたが、酔いつぶれたソヨンの言葉から、彼女に忘れられないかつての恋人がいることを知る。そんなソヨンの秘めた想いを聞かされても、好きの気持ちを止められない光。「クリスマス・イブに、ソヨンへ告白する」と杏奈に打ち明けるが、彼女も行きどころを失った光への想いを抱え、ひとり胸を苦しめる。そして杏奈は光に内緒で、フランス留学が決めてしまう。
雑誌で北山の漫画が休載になったことを知った光は、彼の事務所を訪ねる。そこで光は、立ち去っていくソヨンを目撃し、彼女の忘れられない人が北山だったと気づく。成功しているかに見える北山もまた、仕事と恋に行き詰まり、本当に大切なものを見失っていた。そんな北山に、光は本当の気持ちを大事にするよう告げる。
ソヨンの北山への想いの深さを知った光は、恋も漫画もあきらめると杏奈に伝えるが、彼女は怒りながら泣きだしてしまう。 「恋も漫画も中途半端で、なんなの?あたしの気持ちはどーなんのよ!」 戸惑う光に、杏奈は別れを告げて去っていく。
一人残された光の目から涙がこぼれ落ちたとき、デビクロくんが語り掛ける。 「全てがゼロになったら、大切なものだけが残る・・・やっと見つけたんだろ?」 デビクロくんに後押しされ、やっと自分の本当の気持ちに気が付いた光は、雪が降る夜へと走り出す…。
聖なるクリスマス・イブ。IMXの会場から、東京中に光の輪が広がっていく。そのとき、光・杏奈・ソヨン・北山の4人の恋に、素敵な≪奇跡≫が起こり始める——
スタッフ
原作:中村 航「デビクロくんの恋と魔法」(小学館刊)
監督:犬童一心
脚本:菅野友恵
音楽監修:山下達郎
音楽:上野耕路
テーマ曲:山下達郎「クリスマス・イブ」(ワーナーミュージック・ジャパン)
キャスト
相葉雅紀
榮倉奈々
ハン・ヒョジュ
生田斗真
小市慢太郎
渡辺真起子
塚地武雅
岸井ゆきの
市川美和子
温水洋一
クリス・ペプラー
劇団ひとり(声の出演)
LINK
□公式サイト□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す