ビューティフル・クリーチャーズ 光と闇に選ばれし者
原題:Beautiful Creatures
16歳になると恐ろしい力を覚醒させる呪われた一家の娘、 彼女の力をめぐって光と闇の世界が激突する!! 全米ベストセラー小説を映画化した スーパーナチュラル・ダークファンタジー巨編!!
2013年/アメリカ/英語/ドルビーデジタル/カラー/124分 配給:アース・スターエンターテイメント
2013年11月30日、シネマート新宿、他全国順次ロードショー
(C)2013 ALCON ENTERTAINMENT,LLC
公開初日 2013/11/30
配給会社名 1256
解説
16歳になると恐ろしい力を覚醒させる呪われた一家の娘に恋した高校生が、二人で忌まわしい運命に立ち向かう!全米ベストセラー小説を映画化したスーパーナチュラル・ダークファンタジー巨編!!
製作費60億をかけ『ハリー・ポッター』、『トワイライト』とも評される『ビューティフル・クリーチャーズ〜光と闇に選ばれし者』。アカデミー賞脚本賞にノミネート経験のある『P.S.アイラブユー』のリチャード・ラグラヴェネーズが監督を務め、カミ・ガルシア&マーガレット・ストールによる全米ベストセラー小説を映画化した本作。小さな町を舞台に、代々不思議な力を持つ家系の少女と普通の人間の少年が不思議と惹かれあっていく、少女は16歳になると力が覚醒するのだが、その力を一族が狙う。少女の力は光となるか闇となるか?お互いの一族と町全体の知られざる秘密を暴いていくという、スーパーナチュラル・ダークファンタジー巨編。
アメリカ南部にある小さな町に、謎めいた少女レナが転校してくる。彼女の家系は、魔術や呪いに支配され、一族の少女が16歳になると「光」か「闇」のどちらかに選ばれる宿命を背負っており、レナの年齢はもうすぐ16歳になろうとしていた。町の権力者は過去に起きた重大な悲劇を再び蘇らせるかも知れないと騒ぎ立てる。さらに、闇の世界の最大権力者であるレナの母、セラフィーは世界征服を成し遂げるべくレナに近づき、一族はそれを阻止すべく激しい攻防が繰り広げられる。果たして、レナの家系の歴史とは何なのだろうか?そして、この町に伝わる知られざる暗黒の秘密とは?
主演は『テトロ 過去を殺した男』のオールデン・エアエンライクと『ジンジャーの朝〜さよなら、わたしが愛した界』のアリス・イングラート。その他『運命の逆転』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したジェレミー・アイアンズ、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされたこともあるヴィオラ・デイヴィス(『ヘルプ〜心がつなぐストーリー〜』)、『オペラ座の怪人』のエミ—・ロッサム、『プロジェクトX』のトーマス・マン、そしてアカデミー主演女優賞受賞のエマ・トンプソン(『ハリー・ポッター』シリーズ)など豪華キャストが脇を固める。
製作は『恋人たちのパレード』のアーウィン・ストフ、『しあわせの隠れ場所』でアカデミー作品賞にノミネートされたアンドリュー・A・コソーヴとブロデリック・ジョンソン、『幸せのジンクス』のモリー・スミス、『グリーンマイル』でアカデミー作品賞にノミネートされたデヴィッド・ヴァルデス。そしてスティーヴン・P・ウェグナーを共同製作者に、ヨランダ・T・コクランが製作総指揮を務めた。
その他のスタッフとして、撮影監督に『リバー・ランズ・スルー・イット』でアカデミー撮影賞受賞のフィリップ・ルースロ、美術監督に『ゴッド・アンド・モンスター』のリチャード・シャーマン、編集に『ザ・エージェント』のデヴィッド・モリッツ、そして『ブロードウェイと銃弾』でアカデミー衣装デザイン賞にノミネートされたジェフリー・カーランドが衣装デザイン、そしてジョージ・ハリスンの息子ダーニ・ハリスン率いる オルタナティヴ・ロック・バンド「ザ・ニューナンバー2」が音楽を担当した。
ストーリー
サウスカロライナ州ガトリンの街に住む17歳の青年イーサン・ワイトは最近同じ夢を繰り返し見ることに悩まされていた。現実と間違えるほどリアルなその夢の中では、ミステリアスな若い女性が南北戦争の戦場で彼のことを待っており、イーサンは何とかしてその女性の元へ行きたいと願う。しかしそのたびに、得体の知れない危険が立ちはだかり、稲妻が銃声のようにとどろき、女性のところに辿り着く前にイーサンは命を落とすのだった。
しかしながらイーサンにとって、この危険に満ちた夢の世界も、ちっぽけで保守的な南部の町での暮らしよりはマシだった。そこは21世紀から取り残された町。そこでは昔から一切何も変わらず、一切何も起こらない。イーサンの母親が急死して以来、父親は自室に引きこもってしまっている。そんな父親と同居し、身動きの取れないイーサンは、本で読むことしかできない外の世界に恋焦がれている。
しかし彼の悶々とした思いが晴れる瞬間は思いがけなく訪れた。美しく、謎めいた少女、レナ・デュケインが転校してきたのだ。彼女は、ゴシック様式の建物“レイヴンウッドの館”のオーナーで地元のミステリアスな資産家であるメイコン・レイヴェンウッドの姪っ子であり、彼の屋敷に最近住み始めたという事らしい。そして、ちょっと伏せ目勝ちなこの美少女に、不思議なことながらも一瞬の内に心を惹かれてしまうイーサン。彼は、彼女の行く先々について行くようになる。そして、1つの謎めいた事実に気づき始めた。彼女の周りではどういうわけか、ものが次々と破壊され、そして彼女が実は、自分ではコントロールできない魔力を持つキャスター(=魔法使い)であるらしいのだ。だから感情が高ぶった時など、意図せずに(そして手も触れずに)ガラスを割ってしまったり、時には天候さえも変えてしまうのだ。
ただ、そこが21世紀なのかと疑いたくもなる保守性だけが自慢のこの街で、行く先々で騒動を起こすレナは、実力者でリーダーでもあるリンカーン夫人(エマ・トンプソン)に目を付けられ始めていた。町の図書館で働く歴史に詳しい司書エマはそんなレナに圧力をかけ、過去に起きた重大な悲劇を再び蘇らせるかも知れないと、リンカーン夫人に警告した。もちろん、イーサンはレナを守ることに決めている。16歳になる日に、キャスターは「光」か「闇」のどちらかに選ばれると言われており、そしてレナの年齢はもうすぐ16歳になろうとしている。彼女達が正式にキャスターを名乗り、その能力を開花させる時期である。
レナの16歳の誕生日が近づくにつれて、一家に伝わる秘密と呪いの歴史が、彼女に迫ってくる。しかしレナの運命はある呪いによってすでに決定づけられているのかもしれない。その呪いは、レナとイーサンを、逃れようがないかもしれない呪文と危険の絡み合った網へとおびき寄せる。はたして、レナの家系の歴史と秘密とは何なのだろうか?それは、イーサンが見続けるあの夢と、どんな関わりを持っていると言うのだろうか?
スタッフ
監督:リチャード・ラグラヴェネーズ
製作:アーウィン・ストフ、アンドリュー・A・コソーヴ、ブロデリック・ジョンソン、モリー・ミックラー・スミス、デヴィッド・バルデス
製作総指揮:ヨランダ・T・コクラン
脚本:リチャード・ラグラヴェネーズ
原作:カミ・ガルシア、マーガレット・ストール
撮影:フィリップ・ルースロ
美術:リチャード・シャーマン
編集:デヴィッド・モリッツ
衣装:ジェフリー・カーランド
音楽:ザ・ニューナンバー2
キャスト
オールデン・エアエンライク
アリス・イングラート
ジェレミー・アイアンズ
ヴァイオラ・デイヴィス
エミー・ロッサム
トーマス・マン
エマ・トンプソン
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