原題:Slingshot Hip Hop

サンダンス映画祭 ドキュメンタリー映画部門 ノミネート アムステルダム国際映画祭 DOC U賞 ノミネート フランス女性映画祭 観客賞<最優秀ドキュメンタリー> 受賞 ベイルート国際映画祭 観客賞最優秀作品、最優秀監督賞 ダブル受賞 グラナダ国際映画祭 最優秀地中海映画賞 受賞 カイロ難民映画祭 観客賞<最優秀ドキュメンタリー>、観客賞<最優秀作品>、 もっとも期待される作品賞 トリプル受賞

2008年/パレスチナ・アメリカ合作/カラー/??分/ 配給:シグロ

2013年12月14日(土) シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー

公開初日 2013/12/14

配給会社名 0035

解説


パレスチナのヒップホップ・ムーブメントを取り上げた初めての長編ドキュメンタリー。
中東の若者たちに芽生えた新しいカルチャーの動きを最先端で捉え、彼らが抱える社会的問題や歴史的背景の複雑さを新しい視点で力強く描く。
ヒップホップと出会った若者たちが、音楽の力を使い、占領と貧困がもたらしている分断(占領地に設けられた検問所や分離壁)だけでなく、ジェンダー差別や世代ギャップに至るまで、自分たちを分かつ様々な壁をのり越えようとする。
そこから見えてくるパレスチナやイスラエルのアラブ人の生き方や、彼らが模索する多様なアイデンティティのあり方はこれまでの“アラブ人像“を大きく変える。

ストーリー






イスラエル領内のパレスチナ人地区で生まれた史上初のパレスチナ人ヒップホップ・グループ“DAM” 。彼らは言葉を紡ぐ。占領と貧困、差別により生きる意味を見いだせない若者たちのために。パレスチナ人としての誇りを失いかけている多くの人たちのために。「あこがれの職業はヤクの売人」という子どもたちの前で夢を語り、社会的な制限や抑圧の多い女性に手を差しのべ、ラッパーとして背中を押す。
DAMの音楽は国境、年齢、性別といった壁を越える。そして、彼らに影響を受けたガザ地区や西岸地区の若者たちもまたヒップホップを志す。自身のおかれた苦難に立ち向かい、本来手にすべき自由を獲得するために。絶望的な状況をヒップホップのリズムに乗せ、歌うことは、これまで麻痺していた感情や思考を再び呼びさます。彼らの作り出す曲は、同じ境遇を生きる人々の大きな共感を呼び、熱狂を持って迎えられた。絶望から生まれた叫びが、多くの仲間たちの生きる希望に変わったのだ。
そんな彼らにDAMは最高のステージを用意する。各地で活躍するパレスチナ人ヒップホップ・グループを集めての合同ライブ。しかし、お互いの居住地は分離壁や検問所により隔てられている。地理的、歴史的な断絶を音楽で補いあってきた彼ら。同じパレスチナ人として一緒に舞台に立ちたいという願いは、果たして叶うのか。自身もパレスチナにルーツを持つ女性監督ジャッキー・リーム・サッロームが若者たちの音楽による非暴力の抵抗を描く。

スタッフ

監督:ジャッキー・リーム・サッローム

キャスト

DAM
アビール・ズィナーティ
PR(パレスチニアン・ラッパーズ)

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