Father – CINEMATOPICS

原題：Father

閉塞感あふれる現代に生きるすべての父と子へ届ける

2013年/日本/HD/106分配給:アーク・フィルムズ

2013年11月2日(土)〜11月15日(金)シネマート新宿にて公開決定!!

公開初日　2013/11/02

公開終了日　2013/11/15

配給会社名 1217

解説

『お父さん』・・・・そんなシンプルな言葉が、毎日必死で生きる生活の中に埋没してしまって久しい昨今。

誰でもが、かつては確かに母だけでなく、父にも『愛されていた』のです。父も子供を『慈しんで』いたのです。

いったいどれだけの人が一緒に生きている大切な人たちに、気持ちをちゃんと伝えているのだろうか？わが子を虐待して殺すことが出来る父母がニュースになる現在・・・。いったい世の中はどうなっていくのでしょうか？それでも、父母から生まれてきていない人はなく、田舎から上京して暮らしている人、家族と暮らしている人、すべての人に父は存在しています。父にも言葉には出さなくても、子供の誕生を心から待ちわび、喜び、慈しみ育ててきた子供に対する愛情はあります。子供にも父に対する感謝と愛はあります。ただ、あまりに気恥ずかしくて口に出せないだけなのです。男だから・・・。

【お父さんは嫌いですか？】
【お父さん、あなたと本音で話したかった・・・。】

この企画は、映画、ドラマで語りつくされた親子の関係、しかし、シンプルだからこそ、自分の父へ面と向かって言葉では照れくさくて言えない『お父さん、ありがとう、がんばるよ』と伝えたい子供たちのひととき、自分の父に思いを馳せる思いと、その思いを受け取る父たちへのメッセージとなり、そして若い世代だけでなく、父を持つすべての世代の人たち、自分が父になっている人たちにあらためて届き、伝えられた『父たち自身の明日への活力』となります。実際のテレビからのどんな悲惨なニュースを見ても、リアルをリアルと感じられない時代だからこそ、家族の根本である父へのドラマを見ることにより、ひとりひとりが明日も笑顔で生きるための温もりと感動のひとときを劇場のお客様へと届けます。

ストーリー

<１ｓｔ　Ｓｔｏｒｙ＞４０代父と２０代娘の話【ヴァージンロード】（３１分）ある日結婚が決まった娘（桜木梨奈）が戸籍を取りに行ったらそこには【養女】との記載が・・。母（咲羽靖子）には言えなかった理由が・・。今まで何も知らずに育った娘と実の娘と思って育てていた養父（松田ジロウ）。娘の介護先には事情があって実の娘に会えない男（針原滋）がいた。実の父を知らない娘と、実の娘に会えない男と、義理の娘を育て上げた養父の他人同士の心の交流。【家族とは？血のつながりとは・・・・】を静かに観客に問いかける <２ｎｄ　Ｓｔｏｒｙ＞３０代息子と３０代父の話【俺の屍を越えてゆけ】（３５分）結婚報告の為実家に婚約者(植田ゆう希）を伴い帰る息子（尾関伸嗣）。母（黒田福美）は女手ひとつで愛情深育ててくれたが、にもかかわらず息子は５歳の時に家族を残して亡くなった父の事は未だに恨んでいる。父の愛を知らずに育った息子と、もうすぐ父になる息子のために幽霊となり現れる父（水野直）。・・・男同士、どう向き合うのか？【父の愛は子供に伝わるのだろうか？】クスッと笑えてホロリと泣ける・・・。父と息子の迫力あるアクションは必見！！ <３ｒｄ　Ｓｔｏｒｙ＞５０代父と３人の子の話【手を伸ばせば】（４０分）製陶所を家族で営み、細々と寡黙に家族の為に頑張り３人の子供を育て上げた父（花ヶ前浩一）。その父の目が突然見えなくなってしまった！家の中ですら母（仙頭美和子）の介助がなければ何も出来ない・・・。仕事も出来ない！母は思いあまって家族全員を呼び今後の事を話し合おうとする。会社を経営している長男（檜尾健太）、結婚して初めての子供を宿す長女（正木佐和）、長女の夫（松原正隆）、・・・・そして父親とケンカして家を飛び出した次男（青柳尊哉）。それぞれの自分の生活を抱えた家族は一体どうするのだろうか？どの家庭にも起こりうる家族の中のシビアな問題を浮き彫りにし、【父の存在とは・・・】を観客に問いかけるちょっと切ない社会派ドラマ！

スタッフ

プロデューサー：美斉津明子
製作：『Ｆａｔｈｅｒ』

【ヴァージンロード】
監督・脚本：市原直
撮影：上原宏光
照明：慶野幸司
編集：上野聡一
録音：松本昇和
助監督：中山権正
整音：矢野正人
衣装：古館謙介
音楽：原口沙矢架
音楽プロデュサー：杉田寿宏
音響効果：柴崎憲治
ヘアメイク：石邑麻由

【俺の屍を越えてゆけ】
監督・脚本：杉山嘉一
撮影：道川昭如
照明：荒井保
編集：日下部元孝
録音：丸池嘉人
助監督：松本動
音楽：桃井聖司
ヘアメイク：久乃
整音：山縣良一
スチール：吉濱篤志

【手を伸ばせば】
監督・脚本：月野木隆
撮影：道川昭如
照明：荒井保
編集：目見田健
録音：丸池嘉人
助監督：松本動
音楽：桃井聖司
ヘアメイク：久乃
整音：山縣良一

キャスト

【ヴァージンロード】
桜木梨奈
松田ジロウ
針原繁
咲羽靖子
今吉翔子

【俺の屍を越えてゆけ】
尾関伸嗣
水野直
植田ゆう希
黒田福美

【手を伸ばせば】
花ヶ前浩一
青柳尊哉
正木佐和
檜尾健太
松原正隆
仙頭美和子

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