ブリングリング
原題:The Bling Ring
ソフィア・コッポラ監督 最新作 実在の事件と現在進行形のゴシップが交錯する映画を超えた究極のリアリティー・ショー、ついに上陸!!
第26回 東京国際映画祭 特別招待作品 第66回カンヌ国際映画祭<ある視点部門>オープニング作品
2013年/アメリカ/カラー/90分/ 配給:アークエンタテインメント、東北新社
2013年12月14日(土)渋谷シネクイント ほか 全国順次ロードショー
(C)2013 Somewhere Else, LLC. All Rights Reserved.
公開初日 2013/12/14
配給会社名 1350/0051
解説
本作は、無軌道なティーンがパリス・ヒルトン、オーランド・ブルーム、リンジー・ローハンなどハリウッドセレブの家に強盗を繰り返し続け、被害総額3億円にのぼると言われている、ロサンゼルス・ハリウッドで実際に起こった事件がベースとなっています。そしてこのセンセーショナルな題材でソフィア・コッポラは新境地を開いています。
窃盗団のメンバー5人のティーンを演じるのは、『ハリー・ポッター』シリーズでお馴染みのエマ・ワトソン。優等生から一変、本作ではハメを外しまくるティーンを演じています。さらにアカデミー賞にノミネートされたことのある女優ヴェラ・ファーミガの末の妹で「アメリカン・ホラー・ストーリー」第1シリーズにレギュラー出演したタイッサ・ファーミガ。ロブ・ライナーの『Flipped』(原題/日本公開未定)に出演のイズラエル・ブルサール、そして新人クレア・ジュリアン、ケイティ・チャンとフレッシュな顔ぶれが揃いました。
本作は、5月に行われた第66回カンヌ国際映画祭において、<ある視点部門>オープニング作品として上映され、レッドカーペットには監督をはじめとするキャストが登場し、注目を集めました。また全米では、6月14日(金)にニューヨークとロサンゼルスの2都市で封切られ、ソールドアウトになる劇場が続出。2004年の第76回アカデミー賞「脚本賞」を受賞した『ロスト・イン・トランスレーション』以来の大ヒットスタートを切り、3日間の興収は21万ドル(1館あたりのアベレージが4万2000ドル)、全5館限定の公開ながら過去のソフィア・コッポラ作品の中では、スクリーンアベレージが最も高い作品となっています。ソフィア・コッポラが贈る究極の青春映画であり、多くの大人たちの心をえぐる問題作、『ブリングリング』に是非ご注目ください。
ストーリー
被害総額3億円、被害者はパリス・ヒルトン、オーランド・ブルーム、リンジー・ローハンらハリウッド・セレブ——
全米メディアを騒然とさせた、少女たちによる衝撃の事件。
『ロスト・イン・トランスレーション』で第76回アカデミー賞脚本賞、前作『SOMEWHERE』で第67回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞を獲得し、ファッション・アイコンとしても常に注目を浴びてきたソフィア・コッポラの最新作は、ハリウッド・セレブの豪邸を襲ったティーン窃盗団「ブリング・リング」(=キラキラしたやつら)を描いたセンセーショナルな物語。
舞台はハリウッドスターや人気モデルが数多く暮らす、ロサンゼルス郊外の高級住宅地カラバサス。セレブリティの生活に憧れるニッキーら5人の少女たちは、セレブの豪邸をインターネットで調べ、次々に侵入、きらびやかなブランド服やジュエリーの数々を盗み出す。しかし、ほんの悪ふざけのつもりだった無謀な冒険は、次第にエスカレートし、彼女たちを二度と後戻りできない場所へ追いやっていく——。
事件とゴシップが交錯する、映画を超えた究極のリアリティー・ショー
これまでの優等生イメージを覆し、欲望の赴くままに盗みを働くセクシーなニッキーを演じるのは、「ハリー・ポッター」シリーズでお馴染みエマ・ワトソン。実際の被害者であるパリス・ヒルトンはロケ場所として自宅を提供、かつて見たことのないゴージャスなクローゼットを披露している。ルイ・ヴィトン、クリスチャン・ルブタンなど、ラグジュアリー・ブランドのおびただしいアイテム、カニエ・ウェスト、M.I.A.らの音楽、さらにはSNSやゴシップサイトの写真までもがミックスされた映像は、キラキラとまぶしく、でも残酷ではかない、少女たちの光と影を鮮烈に焼きつけた、まさに今のソフィア・コッポラにしか撮れない究極の青春映画となった。
スタッフ
監督:ソフィア・コッポラ
製作:ロマン・コッポラ、ソフィア・コッポラ
製作総指揮:フランシス・フォード・コッポラ
脚本:ソフィア・コッポラ
撮影:ハリス・サビデス、クリストファー・ブローベルト
美術:アン・ロス
編集:サラ・フラック
音楽:ダニエル・ロパティン、ブライアン・レイツェル
キャスト
エマ・ワトソン
レスリー・マン
タイッサ・ファーミガ
クレア・ジュリアン
イズラエル・ブルサール
ケイティ・チャン
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