ハンナ・アーレント
原題:Hannah Arendt
2012年/ドイツ/カラー/113分 配給:セテラ・インターナショナル
2014年08月05日よりDVDリリース 2013年10月26日 岩波ホールにて公開
© Heimatfilm
公開初日 2013/10/26
配給会社名 0117
解説
60年代初頭。高名な哲学者であるハンナ・アーレントが、ホロコーストの責任を問う元ナチ高官の裁判に立ち会う。発表されたレポート記事を巡り、世論は揺れる。絶対悪とは何か、そして考える力とは何かを問いかけるとともに、アーレントの強固な信念を描く感動の歴史ドラマ。
ハンナ・アーレントは、全体主義の起源を最初に分析したことなどで知られる、ドイツ系ユダヤ人の哲学者。本作は、60年代のNYを舞台に、既に名声を確立しているアーレントがナチ高官裁判の傍聴記事を巡ってバッシングされるエピソードに焦点を絞った歴史ドラマである。フォン・トロッタは、60年代後半から80年代にかけてファズビンダーやヴェンダースなどが牽引した「ニュー・ジャーマン・シネマ」の系譜に連なる監督であり、『鉛の時代』(81)や『ローザ・ルクセンブルグ』(85)などの骨太な作品を作ってきている。本作で迫真の見事な演技を見せる主演のバルバラ・スコヴァは、多数のフォン・トロッタ作品に主演しており、政治と女性を中心にした作品を手掛ける監督の盟友的存在である。
ストーリー
スタッフ
監督/脚本:マルガレーテ・フォン・トロッタ
脚本:パメラ・カッツ
プロデューサー:ベティーナ・ブロケンパー
プロデューサー:ヨハネス・レキシン
撮影監督:カロリーヌ・シャンプティエ
編集:ベッティナ・ボーラー
作曲:アンドレ・マーゲンターラー
音響デザイナー:グレッグ・ヴィットーレ
プロダクション・デザイナー:フォルカー・シェイファ
キャスト
バルバラ・スコヴァ
アクセル・ミルベルク
ジャネット・マクティア
ユリア・イェンチ
ウルリッヒ・ノエテン
ミヒャエル・デーゲン
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