シネマインパクト第3弾

2013年/日本/カラー/31分/ 配給:シネマインパクト

2013年3月30日公開

(C)シネマ☆インパクト

公開初日 2013/03/30

配給会社名 1423

解説


○「シネマ☆インパクト」は、いわゆる”ワークショップではありません。したがって、受講生に”映画”を教えたりしません。「シネマ☆インパクト」は、限られた時間と予算の中で、13 人の監督が”映画作り”をしのぎ合う格闘場です。そこに、出演者やスタッフとして参加した人々のエネルギーを吸収し炸裂し、誕生したのが今回の作品群です。

○各監督は、事前に作品内容を決定して「シネマ☆インパクト」に参加したわけではありません。おぼろげなアウトラインはあっても、あくまで”おぼろげ”な状態です。全期間2週間のうち、前半で出演者へのインタビューやエチュードや演技練習を重ね、参加者のキャラクターを掴んだ結果、”おぼろげ”が形になっていきました。後半は、出演者は内容に合わせたリハーサル、スタッフは制作準備に追われ、またたく間に撮影に突入していきます。始まってから撮影終了するまで、まさに”怒涛”の2週間です。

○ 予算内であれば、撮影期間も上映時間も制限はありません。

○ メインスタッフには、続々とスペシャリストが参加しています。撮影は、『雷桜』(廣木隆一監督)、『ヘブンズストーリー』(瀬々敬久監督)の鍋島淳裕、照明の三重野聖一郎『津軽百年食堂』(大森一樹監督)、『アントキノイノチ』(瀬々敬久監督)と共に、『この森を通り抜ければ』(瀬々敬久監督)に、『NANA』(大谷健太郎監督)、『あしたの私の作り方』(市川準監督)の鈴木一博が、「胸が痛い」(深作健太監督)に、『リンダリンダリンダ』『苦役列車』(山下敦弘監督)の池内義浩が、『アルクニ物語』(山本政志監督)に参加。美術は、巨匠磯見俊裕が、『ポッポー町の人々』(鈴木卓爾監督)、『2.11』(大森立嗣監督)、『アルクニ物語』(山本政志監督)に協力参加。編集は、『大鹿村騒動記』(阪本順治監督)、『家族 X』(吉田光希監督)の早野亮が、深作健太作品を除く全作品を担当。また、助監督には『ピュ〜ぴる』の松永大司を始め、『−×−(マイナスカケルマイナス)』の伊月肇、『動物の狩り方』の森英人、『chain』加治屋彰人ら次世代自主映画監督陣が参加し、脇を固めています。

「シネマ☆インパクト」は、ワークショップではない。選ばれた精鋭の監督達が、限られた時間と予算の中で”映画作り”を凌ぎ合う映画の格闘場だ。さらに、役者として、スタッフとして参戦した戦士達のエネルギーを吸収し炸裂し、誕生した作品群。このCINEMA 真っ向勝負の衝撃(IMPACT)をYO!目撃&体感!
(山本政志)

ストーリー


ミンジョンは、新宿コリアンタウンのシンバン=巫女。彼女の元をおとずれる、様々な苦悩を背負った人々に、水と緑からのメッセージを伝 える。傷ついた魂に水の声は、届くのか。

[監督コメント]
短編は飽きた。長編を撮ろうと思った。しかし、インパクトの枠には収まらない。で、予算枠に収まる程度の長さで、長編の冒 頭から撮った。今まで意図的に避けてきた、「ロビンソンの庭」「熊楠」につながる世界になった。気合が入った。本編 「水の声を聞く」は、5月に撮影することにした。
(山本政志)

スタッフ

監督・脚本:山本政志
撮影:高木風太
照明:秋山恵二郎
録音:小山道夫
美術:碓田佐紀子
美術協力:磯見俊裕
編集:山下健治
整音:上條慎太郎
音楽:Dr.Tommy
制作:吉川正文
スチール:内堀義之
演出応援:品田竜輔、広井砂希
演出協力:甫木元空
制作協力:森平晶、荒井犬太郎、高松博美

キャスト

玄里
鎌滝秋浩
小田敬
高橋美穂
齋藤隆文
樫原由美子
松崎颯
中村夏子
西尾英子
間部祐介
富士たくや
高木悠衣
久保麻理菜
田川太一
山田将生男
かわはらゆな
牛丸亮
柴田千紘
有元由妃乃
真辺照太
川村麻実
籾木芳仁
湯舟すぴか
広瀬彰勇
池田薫
大津尋葵
菅原雪
市橋優子
細川佳央
大川恵子
植山絵美

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