第5回沖縄国際映画祭・地域発信型プロジェクト

2013年/日本/カラー/38分/ 配給:よしもとクリエイティブ・エージェンシー

2014年5月31日

©2013「いなべ」製作委員会

公開初日 2014/05/31

配給会社名 1341

解説


本作は、2013年の沖縄国際映画祭での初上映後、映画をご覧になった方々の評判の高さから、上映を熱望する声が続出し、この度、渋谷シアター・イメージフォーラムにてレイトショー上映が決定しました。
深田晃司監督の2006年の意欲作『ざくろ屋敷〜バルザック『人間喜劇』より』を併映作品として、5月31日より公開されます。

『いなべ』は、沖縄国際映画祭の地域発信映画の一作として、三重県いなべ市とともに作り上げられました。三重県いなべ市を舞台に、どこか懐かしい景観が見る人それぞれのふるさととリンクする、ほろ苦くもちょっと不思議な物語です。主演はハイキングウォーキングの松田洋昌と宝塚の男役として活躍した倉田あみ。監督・脚本を本年1月のスマッシュヒット作『ほとりの朔子』の深田晃司監督が務めています。
地域映画の枠に止まらない卓越した完成度と物語性が高い評価を受け、氷見絆国際映画祭では、「最優秀地域映画賞」「最優秀主演女優賞(倉田あみ)」「最優秀主演男優賞(松田洋昌)」の三冠を受賞しました。

ストーリー

養豚場で働く智広(松田洋昌)のもとに、赤ちゃんを連れた姉の直子(倉田あみ)が十七年振りに帰ってきた。「なんで帰ってきたの?」突然の帰郷に訝る智広に「理由いんの?」と直子は素っ気ない。ぽつりぽつりと記憶を辿るうちに、幼い頃に二人で埋めた「何か」を掘りに行こうと、昔と変わらぬ命令口調で智広を連れ歩く直子。仕方なくついていく智広だったが、やがて故郷を歩くうちに、姉と一緒に過ごした日々が蘇る。思い出と共に二人が掘り起こしたものとは一体?

スタッフ

監督・脚本・編集:深田晃司 
プロデューサー:原知行/坂本直彦 
撮影:根岸憲一 
録音:宮崎祐介 
音楽:小野川浩幸 
協力団体:いなべ市文化協会 
後援:いなべ市 いなべ市教育委員会 
製作:吉本興業株式会社 
配給:よしもとクリエイティブ・エージェンシー 
配給協力:中目黒製作所

キャスト

松田洋昌(ハイキングウォーキング)
倉田あみ
伊藤優衣
井上みなみ
望月皇希
康光岐
鈴木Q太郎(ハイキングウォーキング)
西田幸治(笑い飯)
哲夫(笑い飯)
桂三輝
ほんこん

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