2013年/日本・韓国/カラー/71分/ 配給:平成プロジェクト

2013年6月1日、東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次ロードショー

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公開初日 2013/06/01

配給会社名 1406

解説

日本と韓国の、長い歴史に埋もれていた一人の外交官李藝
今、600年の時を越えて、その息吹が伝わるー
今から約600年前、朝鮮半島から命がけの航海で、43年間に40数回も来日した外交官がいた。名は李藝(りげい韓国語読み イ・イェ)。
地方の小役人だった李藝は、世宗(セジョン)大王の信頼厚い外交官となり、室町幕府・足利将軍に謁見するまで京都まで出向いた。
しかし李藝には、8歳の頃母を倭寇に拉致されるという悲しい過去があった。
少年の心に強く芽生えたであろう憎しみの情を、どのように友愛の情に変えて日朝の友好に人生をかけたのか…。

日韓関係の新たな時代に光を投じる渾身のドキュメンタリー!
韓国人俳優ユン・テヨンが、韓流ドラマやK-POPが席巻する今日の日本で、かすかに残された李藝の軌跡をたどり、釡山から京都までを旅する。驚くべきことに、今はさびれた瀬戸内の小さな港町には、朝鮮通信使をもてなした交流の歴史が、現在もなお大切に残されているのだった…。

同じ頃、駐日韓国大使館主催、朝鮮通信使の軌跡を辿るSNSリポーターの旅に参加した日本の大学生たちは、韓国で、知らなかった日韓の歴史に触れる。日本と韓国、たくさんの共通点もあれば、避けられない問題も…。新しい世代の若者たちは、どう乗り越えていくのだろうか—?

旅を通して見えてきたのは、いつの時代も変わらない、目の前の相手と心を通わせたいと願う人々の姿…。
日本人と韓国人が共に前へ進むために、今だからこそ挑む、渾身のドキュメンタリー。

ストーリー

スタッフ

監督: 乾弘明
製作: 益田祐美子
エグゼクティブプ
ロデューサー: 金住則行
総合プロデューサ
ー: 益田祐美子
構成: 釜澤安季子
乾弘明
原案: 金住則行
『李藝 最初の朝鮮通信使』(河出書房新社刊)
撮影監督: 長塚史視
編集: 高原淳
音楽: 井内竜次
音楽監督: 引地康文
ナレーター: 小宮悦子
ナビゲーター: ユン・テヨン

キャスト

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