原題:TO THE WONDER

ベン・アフレック主演 最新作!!

2012年/アメリカ/カラー/112分/ 提供:東宝、ロングライド 配給:ロングライド

2014年01月24日よりDVDリリース 2013年8月9日、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開

(C)2012 REDBUD PICTURES, LLC

公開初日 2013/08/09

配給会社名 0389

解説


“生きる伝説”テレンス・マリック監督最新作。
ベン・アフレックらハリウッドスターが豪華共演
 1978年、『天国の日々』でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞し、世界中の賞賛を集めながら、その後20年にわたり沈黙を守り、98年の『シン・レッド・ライン』でベルリン国際映画祭金熊賞(最高賞)を獲得して劇的な復活を遂げた“生きる伝説”テレンス・マリック。2011年、『ツリー・オブ・ライフ』ではカンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)の栄誉に輝き、今後もブラッド・ピット、ナタリー・ポートマン、クリスチャン・ベイルら出演の新作が相次ぐ、現代最高の監督による待望の最新作が『トゥ・ザ・ワンダー』だ。
 40年を越えるキャリアのうち監督作はこれまで6本と寡作ながら、そのひとつひとつが芸術作品としての高い完成度を誇る巨匠のもと、ハリウッド屈指の俳優たちが贅沢な共演を果たしている。主人公ニールを演じるのは、自ら主演した監督作『アルゴ』(12)でアカデミー作品賞を受賞し、名実共に今後の映画界を担う中心的存在となったベン・アフレック。マリックとは以前から知人であり、しばしば彼に仕事の助言を求めてきたというアフレックは、敬愛する監督とのコラボレーションによって、かつてない深く静謐な演技を披露している。
  ニールが恋に落ちるマリーナには、トム・クルーズと共演する『オブリビオン』(13)を始め、注目作への出演が続くオルガ・キュリレンコ。ニールが愛するもうひとりの女性、ジェーンに扮するのは『きみに読む物語』(04)、『ミッドナイト・イン・パリ』(11)のレイチェル・マクアダムス。そして、『ノーカントリー』(07)、『007 スカイフォール』(12)のハビエル・バルデムが、信仰の前に葛藤するクインターナ神父を厳かに演じている。
  
  
この幸せな時間は永遠に続くのだろうか?
“愛の移ろい”を映し出す残酷で切ない愛の物語 
 物語はフランス西海岸に浮かぶ小島、モンサンミシェルで幕を開ける。アメリカからやって来たニールは、そこでマリーナと出会い、互いに深く愛し合う。しかし、アメリカへ渡り、オクラホマの小さな町で生活を始めたふたりの、幸せな時間は長く続かなかった。マリーナへの情熱を失い、やがて幼なじみのジェーンに心奪われるニール。そして、彼との関係に苦悩するマリーナはクインターナ神父のもとを訪れる。愛とは何か? 永遠の愛は可能なのか? 愛は彼らの人生を変え、破壊し、そして彼らを新たな人生に向き合わせる。激しく燃えた愛が、次第に熱を失い義務感や後悔へと移ろうさまを、マリックはモンサンミシェルやオクラホマの広大な景観の中に映し出していく。真実の愛の物語ははかなく、残酷で、だからこそ切ない——。

壮大なスケールと息をのむような美しさ。
ビジュアルとサウンドが織り成す“究極の映像体験”
  アカデミー撮影賞を受賞した『天国の日々』を始め、その壮大なスケールと息をのむような映像美によって人々を魅了してきたマリック作品。『ニュー・ワールド』(05)、『ツリー・オブ・ライフ』に続き、撮影監督にエマニュエル・ルベツキを起用した本作でも、フランスで“西洋の驚異”と称されるモンサンミシェルの光や風が、あるいはオクラホマ州バートルズビルの荒涼とした自然や家並みが、スクリーンにまばゆく描き出される。ワーグナーやチャイコフスキーの楽曲を使用した音楽と共に、そこに織り成される究極の映像体験は、圧倒的な美しさで観客の心を揺さぶるだろう。

ストーリー








エンジニアのニール(ベン・アフレック)は、仏モン・サン・ミッシェルを旅行中にシングルマザーのマリーナ(オルガ・キュリレンコ)と恋に落ちる。しかし米・オクラホマで一緒に暮らし出すと二人の心は次第に離れ離れとなり、そんな中、ニールは学生時代の友人ジェーン(レイチェル・マクアダムス)と再会し、彼女に安らぎを求めるようになる・・・。愛が移ろう様を壮大で美しい映像美とともに描き、愛がいかにして人生を変え、破壊し、再構築していくかを探求していく愛の物語。

スタッフ

監督:テレンス・マリック
製作:サラ・グリーン、ニコラス・ゴンダ
脚本:テレンス・マリック
撮影:エマニュエル・ルベツキ

キャスト

ベン・アフレック
オルガ・キュリレンコ
レイチェル・マクアダムス
ハビエル・バルデム

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