ローラ
原題:Lola
フランス映画祭2013にて上映
1961年/フランス/85分/DCP/白黒/モノラル/1:2.35/ 配給:?????
© 2012 CinéTamaris-Fondation Groupama Gan–Fondation Technicolor *この映画はグルーパマ・ガン映画財団と映画文化遺産のためのテクニカラー財団により修復されました。
公開初日 2013/06/21
公開終了日 2013/06/24
配給会社名 0475
解説
『シェルブールの雨傘』の監督が描く、甘く切ない恋の物語。
新たに2012年に制作されたデジタル修復完全版でスクリーンに登場!
港町ナントでの生活に退屈していた青年ローランは、幼なじみのローラに10年ぶりに再会する。ローランは彼女への愛に気づいて生きる希望を抱くが、キャバレーの踊り子をしているローラは7年前に街を去った恋人のミシェルを忘れられない…。
さまざまな登場人物がすれ違いながらも再び出会う巧みな構成の物語を、クラシックやミシェル・ルグランの音楽にのせて、みずみずしく軽やかな演出で描いたドゥミの長編処女作。脚本も手がけたドゥミは、アヌーク・エーメの個性と魅力の新たな一面を引き出すべく、彼女を思い浮かべながら踊り子ローラを作り出した。時に陽気で時にメランコリックなこのヒロインを、アヌーク・エーメは魅力たっぷりに演じ、見るものを虜にする。
故郷ナントを舞台にした本作でデビューしたドゥミは、2年後に『シェルブールの雨傘』でローランを再び登場させ、7年のちにローラのその後の生活を『モデル・ショップ』で描くなど、作品を超えて登場人物が行き交う世界を作り出してゆく。こうしたジャック・ドゥミの作品群の原点ともいえる『ローラ』。今回は、ジョルジュ・メリエスの『月世界旅行』の修復プロジェクトなどを手がけた仏・米の団体による2012年のデジタル修復完全版での上映となり、撮影のラウール・クタールが美しく捉えたナントの光が、再び、スクリーンによみがえる。
ストーリー
スタッフ
監督・脚本:ジャック・ドゥミ
キャスト
アヌーク・エーメ、
マルク・ミシェル、
ジャック・アルダン
アラン・スコット、
エリナ・ラブールデット
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