コン・ティキ
原題:KON-TIKI
いかだ“コン・ティỿ号”で挑む、太平洋8,000kmの航海。 歴史的大冒険を描いた感動の実話、世界初の映画化!
第85回アỽデミー賞 外国語映画賞ノミネート 第70回ゴールデンἂローブ賞 外国映画賞ノミネート
2012年/イギリス・ノルウェー・デンマーク・ドイツ合作/カラー/113分/ 配給:ブロードメディア・スタジオ
2014年04月09日よりDVDリリース 2013/6/29(土)、ヒューマントラストシネマ有楽町、角川シネマ新宿、渋谷TOEI他全国公開
(C)2012 NORDISK FILM PRODUCTION AS
公開初日 2013/06/29
配給会社名 0551
解説
1500年前と同じいかだで太平洋横断に挑戦した男たち
世界中が驚いた、無謀にして痛快な大冒険の実話の映画化!
1947 年に歴史的大冒険としてその名を残し、のちに多くの冒険家や探検家に影響を与えた、いかだ“コン・ティキ”号の伝説的な航海。この航海は、70以上の言語で翻訳され世界中で 5000万部以上の大ベストセラーとなり、20 世紀有数の名著として知られるトール・ヘイエルダールの著書『コン・ティキ号探検記』や、1951 年にアカデミー賞の長編ドキュメンタリー部門を受賞した記録映画『Kon-Tiki』を通じて世界中に伝えられている。が、101日におよぶ航海の間に、どれほど過酷で、どれほど感動的なサバイバルのドラマが繰り広げられていたかは、あまり知られていない。
本作は、その真実を圧倒的な迫力の映像により再現。絶え間ないサメの襲撃、荒れ狂う嵐、命綱である無線機の故障など、想定をはるかに超えるトラブルが続発するなかで生き残りの戦いを強いられた6人の男たちが、仲間に対する不信感や絶望感に負けそうになりながらも、いかに人間として成長を遂げていったかをスケール豊かに描き出す。そこには、手に汗握るサスペンスがあり、興奮をかきたてるアクションがあり、雄大で神秘的な大自然の美があり、男同士の稀有な友情の物語がある。さらに、命がけで自説の正しさを証明しようとしたヘイエルダールの夢とロマンにも焦点を当てた本作は、自分を信じて挑戦することの素晴らしさをおおらかに物語り、観る人すべての胸をわくわくした思いで満たしてくれる。
この大冒険を、『ラストエンペラー』『戦場のメリークリスマス』など、数々の傑作を世に送り続けてきたジェレミー・トーマスが製作、約 16 年の構想と準備を経て映画化を実現した。それは 2002 年に亡くなったヘイエルダールと存命中に交わした男同士の約束の実現でもあったという。そして、北欧の映画界を代表するスタッフが揃い、約2年の撮影期間をかけてノルウェー、ポリネシアなどで一大ロケーション撮影を敢行、本国では記録的大ヒットとなり、ゴールデングローブ賞、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされ、社会現象を巻き起こした。
ストーリー
南太平洋のポリネシア諸島は、大陸から遠く位置するにもかかわらず、古くから住人がいる。 彼らの起源について南米のインカ文明とポリネシア文明との相似点が多いことから、ポリネシア人の祖先は、南米から海を渡って渡来した古代南米人なのではないか—。
1947 年、ノルウェーの若き学者トール・ヘイエルダールは、この仮説を証明するため、ある無謀な挑戦を行う。
それは古代でも入手が容易な材料のみでいかだを作り、風と波だけを動力に、太陽と星を道しるべにペルーからポリネシアへ向かう航海に挑戦すること。その距離は 8000km。同じ志を持つ仲間が集まり、信念を貫く男たちの命がけの冒険が始まる—。
スタッフ
監督:ヨアヒム・ローニング、エスペン・サンドベリ
プロデューサー:ジェレミー・トーマス
キャスト
ポール・スヴェーレ・ハーゲン
アンドレス・バースモ・クリスティアンセン
ヤーコプ・オフテブロ
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