2013年/日本/カラー/??分/
配給:東映ビデオ

2013年6月8日(土)より新宿バルト9他全国ロードショー!

(c)2013東映ビデオ

公開初日 2013/06/08

配給会社名 0144

解説


妻(おんな)から妻(つま)へ —— 。
黒谷友香を主演に迎え、新たな《極妻》伝説がここに始まる。

あの《極妻》が帰ってきた。
家田荘子渾身のルポルタージュ「極道の妻(つま)たち」を原作とし、映画『極道の妻(おんな)􀀁たち』は製作された。記念すべき第1作の主演は岩下志麻。五社英雄が監督を務め、1986年に公開されるや爆発的なヒットを記録。大きな話題を呼び、翌1987年には『極道の妻たちⅡ』1989年に『極道の妻たち 三代目姐』など次々と続編が製作されることになった。岩下志麻、十朱幸代、三田佳子、高島礼子といった大女優たちが主役を演じ、不動の人気シリーズに成長。ここまでのシリーズ累計製作本数、実に15本。累計観客動員数は670万人を突破。ビデオ・DVDなどのソフト販売本数も合計70万枚を突破している。過去最終作が作られた2005年から8年。満を持して新たな《極妻》伝説がここに始まる。

本作のタイトルの「妻」はこれまでの映画作品の「おんな」ではなく、原作通り「つま」と読む。ここからも家田荘子による原作への回帰を志していることが判る。描かれる「極道の妻」たちは、たとえ棘の道を歩むことになろうとも危険と隣り合わせの男たちから離れない。その理由はただ「夫を愛している」からだ。ほかの女と違うのはその夫が極道であることだけ。《極妻》もまた普通の女なのだ。

この物語を体現する主役・鬼場琴音を演じるのは黒谷友香。上品な容貌の下から《覚悟》がキラッと光り、ハマり役となった。つかこうへいの舞台「蒲田行進曲」などで培った堂々たる迫力が、役と共鳴した結果だろう。琴音に相対するもう一人の“極道の妻”加藤アザミに原田夏希。NHKの連続テレビ小説「わかば」の瑞々しさも印象的な原田が、愛を貫く凄絶な生き方を体当たりで演じている。琴音の夫・鬼場満に長嶋一茂。主人公が惚れぬく芯の通った強さを持つ男を、自然に、かつ圧倒的な存在感で演じている。また、大杉漣、石橋蓮司、今井雅之、袴田吉彦らの名優たちがいぶし銀のような演技で作品の風格を支えている。

本作の監督は『借王<シャッキング>Ⅱ 運命の報酬』『君が踊る、夏』などの話題作を手掛け、社会派の題材に定評のある香月秀之。脚本は幅広いジャンルで活躍する米村正二が担当した。

堂々として揺るがず、しかし同時に切ない女たちの生き方が、今スクリーンを熱く焦がす

ストーリー

極道に追われる西澤サクラ(小池里奈)が逃げ込んだのは、鬼場琴音(黒谷友香)のブティックだった。極道たちを束ねていたのは加藤アザミ(原田夏希)、西京連合加藤組組長・加藤修平(今井雅之)の妻だ。アザミたちからサクラをかばう琴音。彼女もまた西京連合鬼場組組長・鬼場満(長嶋一茂)の妻であった。アザミは、過去に最愛の男・矢島晃司(袴田吉彦)を鬼場満に殺されていた。因縁のふたりは出会ってしまったのだ。
琴音は、組の世話にはならず、自力でふつうの女性と同じように暮らしていた。一方で《姐さん》として若い衆を見守り、突然高額の金の用意が必要になったり、他の女との関係も絶えない鬼場に振り回されるが、鬼場とは心の底で通じ合うようにつながっていたのであった。一方のアザミは、失った矢島の復讐を遂げるため、加藤の妻におさまっていた。周囲を利用し、力を得る。そのためにはどんなことも厭わない決意を固めていた。鬼場組と加藤組は、ともに会長の岸辺宗一郎(石橋蓮司)、会長補佐の金子(大杉漣)が治める西京連合の傘下にあったが、武闘派の鬼場と儲け主義の加藤は、ことあるごとに対立していた。そんな中、中国マフィアとの抗争が勃発し、鬼場がその先頭に立つことになる。だが̶。鬼場満は刺客の手にかかり一命を落とす。悲嘆する琴音。しかし事態はそれだけでは収まらなかった。鬼場組の幹部も次々と殺害され、さらには会長・岸辺までもが凶弾に斃(たお)れる。取り巻く環境が大きく動く中、琴音はその裏にある真実を知ることになる。全ては、アザミが復讐のために仕掛けたことだった。琴音の心は決まった。わたしは、修羅の道を行く ——。
《極道の妻》という道を選んだふたりの女の、生き方と生命(いのち)を賭けた真剣勝負がここに始まる!

スタッフ

原作:家田荘子「新・極道の妻たち」(青志社刊)
監督:香月秀之  
脚本:米村正二  
音楽:MOKU
製作:間宮登良松  
企画:日達長夫
エグゼクティブプロデューサー:加藤和夫  
プロデューサー:嶋津毅彦・矢後義和
キャスティングプロデューサー:福岡康裕  
音楽プロデューサー:津島玄一
撮影:朝倉義人  
照明:杉本 崇  
美術:平田俊昭  
録音:日比和久
VE:今西貴充  
編集:藤田和延(J.S.E)  
整音:和田秀明  
進行主任:芦田淳也
ポスター撮影:杉山芳明  
制作プロダクション:東映京都撮影所  
製作・配給:東映ビデオ株式会社

キャスト

黒谷友香 
原田夏希 
今井雅之 
渡部豪太 
小池里奈 
黒田アーサー 
天龍源一郎 
嶋尾康史 
袴田吉彦 
大杉 漣 
石橋蓮司 
長嶋一茂

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