原題:God save my shoes

2011年/フランス・アメリカ/70分/カラー/デジタル/ 配給・宣伝:アルシネテラン

2013年5月11日(土)、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー

© Copyright Caid Productions / God Save My Shoes, LLC. 2003 – 2013. All Rights reserved.

公開初日 2013/05/11

配給会社名 0013

解説


世界初! “靴と女性の魅惑の関係”に迫る、世界初のドキュメンタリー映画。
女性たちを虜にする“靴”という存在
洋服を買いに出かけたのに、新しい靴を買ってしまった!ママの目を盗んで、こっそり大人のハイヒールを履いてみる…。誰もが持つそんな経験。世の中には、セックスよりも靴が好き!と公言する女性もいれば、果てしないクローゼットを数々の愛する靴で埋め尽くし、眺めることが一番幸せという女性も。そして、多くの女性たちは美しくなりたい、強くなりたい、新しい自分になりたい…そんな思いでハイヒールを履いてきた。フランスのヴォーグ誌によると、読者の8割は靴中毒者で、小型車1年分の総額を靴につぎ込んでいる。なぜ女性たちは靴に欲望と感情を刺激されるのか?不思議で魅惑的で複雑なもの—それが靴。

スター・デザイナーとセレブたちが語る、靴の魅力
マリリン・モンロー、ソフィア・ローレン、バービー、ベティ・ブープ、ミシェル・オバマ、ヒラリー・クリントン、セックス・アンド・ザ・シティの主人公たち…20世紀のセックス・シンボルから、アニメーション、少女向けの人形、そして21世紀に生きる女性の象徴まで、女性たちの足元には常にハイヒールがあり、その時代を彩ってきた。
本作は50センチ以上もの高さがあったるルネサンス期の靴から、今日のピンヒールまでの歴史を追いながら、靴を通して“女性と靴の歴史”を紐解いていく。
見どころは、クリスチャン・ルブタン、マノロ・ブラニク、ピエール・アルディ、ロジェ・ヴィヴィエ、ウォルター・ステイガー…一度は履いてみたい、女性たち憧れのブランドのスター・デザイナーたちと、ファーギーやディタ・フォン・ティース、ケリー・ローランドなど錚々たるセレブたちが語る、“靴”の魅力。デザイナーたちが靴に込めた思いとは?そして、靴の魅力にどっぷりとつかったセレブたちの意外な一面も。本作品ではさらにファッション歴史家、女性誌の編集者、心理学者、セックス専門家、靴フェチ、そして一般の人々にも迫り、ポップに、心理学的に、そして社会学的かつ歴史的に、さらには“フェティシズム的”にもその魅力の謎を追う。

監督は本作が初作品となるジュリー・ベナスラ。クリスチャン・ルブタンのスタジオ、ニューヨークのヴォーグ誌のスタジオ、トロントのベータシュー博物館、フィレンツェのフェラガモ・パレスなどで行われた撮影は女性のみで行われ、女性による、女性たちへの応援映画となっている。

ストーリー

『私が靴を愛するワケ』的“女性と靴の魅惑の関係”とは?

靴を買ってしまう女性心理とは?
●靴を変えると、新しい自分、強い自分になれる気がするから。
●靴ならいくつになっても体系が変わっても履くことができるし、試着室で自分の体形に絶望することもない。
靴のビジネスについて
●アメリカの女性は1年で平均7~8足の靴を買う。靴の消費国第1位はアメリカ、その次がフランス。
●不況の中でも、女性は靴を買うことをやめない。全身の洋服は買えなくても、靴を買うことはできるから。
靴と歴史について
●靴と社会的地位は深い関係がある。デザイナーシューズが高いのは、その流れを汲んでいるから。
●マリリン・モンローとフェラガモがピンヒールを流行させたと言われているが、ピンヒールを誰が発明したかはナゾ。
靴と恋愛について
●第二次世界大戦後、ピンヒールは婚活用の道具だった。
●ハイヒールを履くと、25%のヒップアップ効果があり、バストアップ効果もあるため、性的アピールの重要なアイテムになる。
靴とフェティシズムについて
●ピンヒールを履いた足に男性が惹かれるのは、オーガズムに達した時の足の形と一緒だから。
●大脳皮質において足と性器の感覚受容器が極めて近いことも、足とハイヒールをフェティシズムの対象にしている。

スタッフ

脚本・監督
ジュリー・ベナスラ
プロデュース
ティエリ・ダヘール
撮影
ベアトリス・ミズラヒ ピエロ・コロンナ
編集
カトリーヌ・ペイ&ジャック・テリエン
音楽
エリオット・カールソン

字幕翻訳:今井祥子
原稿協力:立田敦子

キャスト

ケリー・ローランド
ファーギー
ディタ・フォン・ティース
マノロ・ブラニク
ピエール・アイティ
ブルーノ・フリゾーニ
ウォルター・ステイガー
バロネス・モニカ・ヴォン・ニューマン
ベス・シャク
エリザベス・セメラックフィリッパ・フィノメーガン・クリアリー
ニキ・スキロ
マーシャル・コーエン

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