原題:SHORT PEACE

『AKIRA』、『スチームボーイ』 大友克洋 最新作 トップクリエイターによる極上のアニメーション作品 始動!

2013年/日本/カラー/??分/ 配給:松竹

2014年01月16日よりDVDリリース 2013年7月20日(土)ロードショー!!

© SHORT PEACE COMMITTEE © KATSUHIRO OTOMO/MASH・ROOM/SHORT PEACE COMMITTEE

公開初日 2013/07/20

配給会社名 0003

解説


『AKIRA』など革新的なマンガ・アニメ作品で全世界を震撼させてきたクリエイター大友克洋が、待望の新作映画を発表! “革新の遺伝子”を受け継いだ気鋭の名匠たちが集結し、刺激的な世界観で観客を魅了する4編のアニメーション映画が誕生した。
共通テーマは“日本”だ。大友克洋監督の『火要鎮』は精緻な筆致で江戸情緒を再現し、悲恋の情念が業火となって街をのみこむ大スペクタクル作品。すでに毎日映画コンクール大藤賞、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞など名だたる映画賞を複数受賞している。

 『アニマトリックス』他のビジュアルクリエイター森本晃司監督はオープニングアニメーションを担当。『FREEDAM』などCG時代の最先端をいく若手・森田修平監督は『九十九』でモノノケの怪異を和風テイストでユーモラスに提示する。『鉄コン筋クリート』の安藤裕章監督による『GAMBO』はクリエイティブディレクターに石井克人(『スマグラー おまえの未来を選べ』)、キャラクター原案に貞本義行(『新世紀エヴァンゲリオン』)を迎え、大熊と鬼との激闘を重量感たっぷりに描写する。『武器よさらば』は大友克洋の短編マンガをガンダムシリーズなどメカデザイナーとして著名なカトキハジメが初監督として映像化。自律戦車と強化装甲服部隊の激戦を、圧巻のディテールとスピード感で思う存分見せつける。

 トップクリエーターが、それぞれ独自のセンスと先端技術を駆使し、“日本の姿”を圧巻のビジュアルに凝縮した超娯楽作ばかりだ。銀幕に繰り広げられる“奇跡の饗宴”を、今のアニメーションに物足りなさを感じる全ての人に味わってほしい。

ストーリー





『火要鎮』
18世紀、江戸の町。商家の娘お若と幼馴染の松吉。惹かれあう二人であったが、松吉は家を勘当され町火消しとして生きる。そんな最中、お若の縁談の話が進み始めた。松吉への思いを忘れられない彼女の狂った情念からの行動は、大火事を引き起こし江戸の町を焼き尽くす。その大火の中で再びめぐり合う二人。巨大都市江戸の大火を舞台としたスペクタクル。

『九十九』
18世紀。嵐の夜、深い山中で男が道に迷っていた。そこで見つけた小さな祠。中に入るとその空間は突然別世界の部屋に変化する。そこに次々と現れたのは捨てられた傘や、着てもらえなくなった着物などのモノノケ達。男はその怨念を秘めた古い道具たちを丁寧に修理し、慰めてやる。

『GAMBO』
16世紀末。戦国時代末期。東北地方(最上領)の山中に天空より何かが落下した。直後、寒村に一匹の巨大な鬼のような化け物が現れ略奪の限りを尽くす。時を同じくして寒村に暮らす少女カオは白い熊と出会う。人の言葉を理解するその神秘的な熊にカオは救いを求めた。かくして鬼と白熊との激闘がはじまる。
  新機軸のバイオレンス作品たるべく、荒く力強い画面を3DCGの技術を活用し描き出す。

『武器よさらば』
近未来。東京。砂漠の中の廃墟と化した都市を訪れたパワードスーツで武装した5人からなる小隊は一台の戦車型無人兵器と遭遇戦となる。しかし、次第に歯車が狂い始め小隊は窮地に陥っていく。
大友克洋の原作による伝説的な戦闘アクション漫画を、再構築し、リアリティと革新性のある描写をめざした。エキサイティングなアクション作品でありながらも、無常観の漂うテイストに仕上げた作品。

スタッフ

「火要鎮」(ひのようじん)
脚本 監督:大友克洋/キャラクターデザイン ビジュアルコンセプト:小原秀一/音楽:久保田麻琴/

「九十九」(つくも)
脚本 監督:森田修平/ストーリー原案 コンセプトデザイン:岸 啓介/

「GAMBO」
監督:安藤裕章/原案脚本 クリエイティブディレクター:石井克人/キャラクターデザイン原案:貞本義行/

「武器よさらば」
原作:大友克洋/脚本 監督:カトキハジメ/キャラクターデザイン:田中達之/

「オープニングアニメーション」
森本晃司

キャスト

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