謝罪の王様
2013年/日本/カラー/128分/ 配給:東宝
2013年9月28日(土)全国東宝系にて公開!!
(C)2013「謝罪の王様」製作委員会
公開初日 2013/09/28
配給会社名 0001
解説
2007年公開の『舞妓Haaaan!!!』(興行収入20.8億)で超ド級のインパクトを残し、続く『なくもんか』(2009年/興行収入13.5億)も、笑える悲劇とも泣ける喜劇とも言える宮藤流のホームコメディとして大ヒットを記録。全く新しいコメディエンターテインメントを創出し、世間をあっと言わせてきた3人のクリエイター。脚本・宮藤官九郎、主演・阿部サダヲ、監督・水田伸生。
あれから3年—。ついに彼らの映画が帰ってきます!!あの笑いが!あのエンターテインメントが!!あの爽快感が!!!彼らが奏でる絶妙のハーモニーは、爆笑必至の“シリーズ最高傑作”として、再び日本中を笑いと感動の渦に巻き込むことでしょう。
今回、彼らが題材として選んだのは、、、、なんと!【謝罪】。
架空の職業「謝罪師」を生業とする主人公の黒島譲(阿部サダヲ)が、ケンカの仲裁のような小さなトラブルから、政府を巻き込んだ国家存亡の危機まで、謝罪のテクニックを駆使して解決し、遂には土下座を超える究極の謝罪で日本を救うまでを描く、痛快娯楽ブラック社会風刺コメディが誕生します!!コミュニケーション不足の現代日本に一石を投じること間違いなし!「謝って済むから、警察はいりません!!(劇中セリフ)」
そしてこの度、物語の主要キャストも決定!本作は「謝罪」をキーワードに、大小さまざまな6つの物語で構成されます。主演の 阿部サダヲは、東京謝罪センター所長・黒島譲を演じます。そして、今作のヒロインに 井上真央。その他、岡田将生 と 尾野真千子、高橋克実 と 松雪泰子、さらには 竹野内豊、そして 荒川良々 に 濱田岳 に 小野武彦 に濱田マリ…、宮藤官九郎ワールドに、これでもか!と超豪華・超個性派俳優たちが大集合!!一見オムニバスのように見える6つのケース。それぞれのキャラクターがこれ以上ないくらいに大爆発する、この大小さまざまな物語が、時に人間関係、時系列、そして場面ごとに連結し合い、一つの物語として見事な「解決」へとつながっていきます。まさに2013年、一番の注目作になることでしょう!
ストーリー
〜謝るとき 人は誰でも 主人公〜
ケース1:倉持典子の場合
司法書士を目指している帰国子女の倉持典子(井上真央)。車の運転中に軽〜く、追突事故を起こしてしまったことが運のつき。相手の車から現れたのはヤクザ風の男たちでした。海外で謝ってはいけないと教育されていた典子。うまく謝罪できず、気がつくと組事務所で内容を読めないまま誓約書に判を押していました。その内容は、、、「示談金400万、毎月12万の返済、利子が10日で3割、来週から大阪のデリヘルに就職」という最悪のもの。この危機に黒島ゆずるは、自身の身体を張った謝罪で典子の窮地を救います。感動した典子は、黒島のアシスタントに。
ケース2:沼田卓也の場合
下着メーカーの中堅社員・沼田卓也(岡田将生)。才能はあるのだが、その開けっ広げな性格が災いし、飲み会で酔った勢いで共同プロジェクトの女性担当者・宇部美咲(尾野真千子)にセクハラ三昧。怒り心頭の美咲への謝り方は、「なんかぁ、こないだ、ケツ触っちゃったみたいで?なんかぁ、しゃせんした」。沼田はプロジェクトをはずされた上にセクハラで訴えられてしまいます。この危機に黒島ゆずるは、女性心理をくすぐる作戦で沼田の窮地を救います。
ケース3:南部哲郎の場合
大物俳優・南部哲郎(高橋克実)。息子の英里人(エリート)が傷害事件を起こし、南部が謝罪会見を行うことに。次々と黒島が謝罪の指南をするのですが、すべて裏目に。芝居じみた謝罪で糾弾され、仕方なく、元妻の大物女優・壇乃はる香(松雪泰子)を引っ張りだすと、自身の出演舞台の十二単の衣装で登壇し、宣伝までしてしまう始末。拘置所から出所した英里人のTシャツには『Kill You Next Time』の文字が、、、。その後、謝罪と釈明を繰り返し、もはや世間も何で交互に謝ってるのかわからない状態に…。
ケース4:箕輪正臣の場合
弁護士・箕輪正臣(竹野内豊)。箕輪はケース2の沼田の訴訟の担当弁護士。そしてアシスタント・典子の大学時代の講師でもあります。26才で司法試験に合格、コロンビア大ロースクール留学。27カ国で弁護士資格を取得した超一流国際弁護士。完璧な彼にも謝りたくて謝れないことが、、、。
離婚し離れ離れになってしまった娘に謝りたい。と。その中身は当時3才だった娘に手を挙げてしまったこと。仮にも法律にたずさわる人間として、自分が許せないといいますが、、、。
ケース5:和田耕作の場合
映画プロデューサー・和田耕作(荒川良々)。自身のプロデュース映画にたまたまお忍び来日をしていたマンタン王国・皇太子が、エキストラ出演してしまったことから、とんでもない国際問題へと発展していきます。マンタン王国皇族の肖像権侵害は懲役20年の重罪。当然クレームが届き、黒島を介し、急遽、和田、監督、映画会社社長が謝罪に訪れます。ですが、国と国との習慣や国民性の違いから、次々と誤解が生じ謝罪失敗。正式に日本政府に謝罪をするよう声明を発表されてしまいます。その後、マンタン王国通訳・ワクバル(濱田岳)の使えない指南も災いし、文部科学大臣・国松(小野武彦)が酒酔いで失敗。外務大臣・枝下(濱田マリ)が土下座で失敗(マンタン王国では土下座は最大級の侮辱の証)。ついにマンタン王国は日本との貿易停止を発表。打開策の見えない黒島はついに窮地に追い込まれます…。
ケース6:黒島ゆずるの場合
謝罪師・黒島ゆずる(阿部サダヲ)。東京謝罪センター所長。なぜ、彼は謝罪を生業とするのでしょうか、そして、謝罪にこだわるのでしょうか。
それは、ほんの些細な出来事が発端なのです…。
スタッフ
監督:水田伸生
製作指:揮城朋子
製作:門屋大輔、市川南、藤門浩之、伊藤和明、寺田篤、松田陽三、長坂まき子
エグゼクティブプロデューサー:奥田誠治
プロデューサー:飯沼伸之、和田倉和利、福島聡司
脚本:宮藤官九郎
撮影:中山光一
美術:都築雄二
照明:松本憲人
録音:鶴巻仁
編集:平澤政吾
監督補:相沢淳
助監督:足立公良
衣裳デザイン:伊藤佐智子
ヘアメイクデザイン:新井健生
装飾:茂木豊
音響効果:大河原将
音楽:三宅一徳
主題歌:E-girls
VFXスーパーバイザー:オダイッセイ
キャスティング:武重裕子
振付:八反田リコ
スクリプター:阿保知香子
製作担当:島根淳
ラインプロデューサー:宿崎恵造
キャスト
阿部サダヲ
井上真央
竹野内豊
岡田将生
尾野真千子
荒川良々
濱田岳
松本利夫
川口春奈
鈴木伸之
小松和重
笠原秀幸
美波
真飛聖
柄本時生
野間口徹
六角精児
中野英雄
白井晃
濱田マリ
嶋田久作
池田鉄洋
中村靖日
岩松了
小野武彦
津嘉山正種
高橋克実
松雪泰子
広瀬すず
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