空を拓く 建築家 郭茂林という男
2012 年/86 分/カラー/ドキュメンタリー 配給:FLACOCO
2013 年 2 月 2 日(土曜日)10:20 から 渋谷ユーロスペースにて連日モーニングショー決定!
© 特定非営利活動法人ベーシックライフインフォーメーション協会/郭茂林ドキュメンタリー映画製作実行委員会
公開初日 2013/02/02
配給会社名 1373
解説
1965年、前年の東京オリンピックの余韻に日本中が浸っていた。その影で前代未聞の超高層ビルの竣工式が行われていた。
それから四年。1968年(昭和43年)に日本に初めて100メートルを超す超高層ビル、「霞が関ビ ル」が誕生した。 このビル建設チームのリーダーとして参加したのが戦前、台湾より海を渡って来て戦後も日本に残った建築家・郭茂林だった。
そして郭の作った霞ヶ関ビルの誕生とともに、日本は一気に超高層時代へと向かう!
郭は当時の建築基準法改訂に尽力し、H型重量鉄骨の開発、各種建築新工法の考案などを実現し、次々に超高層ビル建設を成功へと導いった。
浜松町の世界貿易センタービル、新宿の京王プラザホテル、池袋のサンシャイン60と、郭が作った建築物は郭によって日本一の高さ記録の更新を続けた。そして郭は新宿副都心開発も手掛けた。
その後、台湾、台北駅前の新光三越ビルも設計し台北の都市開発を李登輝(初代台湾人総統)と共に尽力する。
あげればきりのほどの功績や実績がありながらも、売名行為にひた走らず、常に第一線を走り続けた、知られざる建築家、郭茂林とは一体どういう男だったんだろうか。
2010年秋、郭は齢90を超えて、故郷台北を訪れた。
そこで彼は彼の半生を見つめ直し建築家としての原点を探す。そして未来の建築家に自らの意思を伝えようとする。2012年4月、帰国後90歳にて永眠。「男の子は、夢があるから成長して ゆくんだ…」
ストーリー
スタッフ
監督:酒井充子
キャスト
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