原題:FLYING SWORDS OF DRAGON GATE 3D

はみ出るスケール、飛び出すアクション。この映画、想像以上に非・常識!!

2011年/中国/カラー/122分/PG-12 配給:ショウゲート 協力:ハピネット

2013年07月02日よりDVDリリース 2013年1月11日(金)より TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー

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公開初日 2013/01/11

配給会社名 0008

解説


豪傑たちの疾風怒濤の超絶アクション、
伝説の秘宝をめぐる荒唐無稽な大冒険!
あらゆる規格&常識を破壊的に超越した
アジアン・エンターテインメントの新次元

 都から遠く離れた辺境の地の宿屋《龍門》には、60年に一度の恐るべき砂嵐が迫っていた。言い伝えでは、その天変地異の影響により、砂漠の下に眠る幻の財宝都市が地上に姿を現すという。折しもこの宿屋には、絶対的な権力を誇る悪の宦官ユー(チェン・クン)が率いる武装集団、秘宝をせしめようともくろむ盗賊団、謎めいた美しき女侠客リン(ジョウ・シュン)らが集結。さらに打倒ユーに執念を燃やす孤高の義士ジャオ(ジェット・リー)も駆けつけ、“龍門”には一触即発の殺気が張りつめる。ついに大決戦の火蓋が切られたまさにそのとき、想像を絶する巨大竜巻が襲来。天が荒れ狂い、大地が揺れる激闘の果てに、いったい誰が最後まで生き残るのか。そしてこの伝説の秘宝を手中に収めるのは誰なのか……。
 ハリウッドに追いつけ追い越せとばかりに映画産業の発展著しい中国映画界が総力を挙げ、メモリアルな超大作を完成させた。その話題作『ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝』は、中華圏の伝統ジャンルである“武侠映画”を初めて3Dで製作。中国国内で大ヒットを飛ばしたのはもちろんのこと、外国製の3D映画として全米主要都市のIMAXシアターで史上初の公開を実現させた。『十三人の刺客』『七人の侍』などに通じる集団抗争劇スタイルの怒濤のアクション、『ハムナプトラ』シリーズを彷彿とさせる荒唐無稽な秘宝探しのアドベンチャーに、ロマンスと友情、謀略と裏切りのドラマを融合。万国共通のありとあらゆる娯楽のエッセンスを盛り込み、思わず目を疑うほど過剰なスペクタクル演出&3D効果で魅せて魅せまくる一大巨編なのだ。

巨匠ツイ・ハーク×ジェット・リー
黄金コンビが空前絶後のスケール、
驚天動地のダイナミズムを徹底追求した
3Dアトラクション・アドベンチャー!

 武侠映画にはワイヤーワークを駆使した人体飛翔アクションがつきものだが、肉弾スタントにデジタル3D技術を合体させた本作は、規格外&非常識なまでに“ありえない”見せ場を徹底追求。剣、槍、弓矢といった武器のみならず、巨大な丸太などの破壊物の破片がスクリーンを突き破らんばかりに飛び出す究極のアトラクション・ムービーに仕上がった。さらに風雲急を告げるクライマックスでは、竜巻の渦の中に身を投じた豪傑たちの超人的バトルをビジュアル化。その空前絶後のスケール感、驚天動地のダイナミズムがみなぎる映像世界には、観客を未体験ゾーンの興奮&衝撃へと誘うサプライズが惜しみなく満載されている。
 監督を務めたのは“香港のスピルバーグ”の異名でおなじみの巨匠ツイ・ハーク。『エクスペンダブルズ』シリーズでアジアを代表するスーパースターの存在感を改めて証明したジェット・リーを主演に迎え、1997年の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地風雲』以来、実に14年ぶりの両者のコラボレーションが実現した。
 混迷の時代に正義を貫く主人公ジャオに扮したジェット・リーを中心に、中国本土、香港、台湾のトップスターたちが華麗にして豪快なアンサンブルを披露。“中国四大女優”のひとりとして名高いジョウ・シュン、『小さな中国のお針子』『さらば復讐の狼たちよ』のチェン・クン、『藍色夏恋』『密告・者』のグイ・ルンメイらが、ひたすら猛々しい男たち、凛々しい女たちを熱く体現している。まさしくアジアン・エンターテインメントの新次元を切り拓く、破格の超大作がここに誕生した!

ストーリー







 権力者による弾圧や不正が横行する明の時代の中国。時の皇帝の子を身籠もった官女スー(メイヴィス・ファン)が都から逃げ出し、美しい女侠客リン(ジョウ・シュン)に危ういところを救われる。スーは悪名高き諜報機関“西廠”の督主である冷酷非情な宦官ユー(チェン・クン)に命を狙われていた。そんな折、世直しのために打倒ユーを誓った孤高の義士ジャオ(ジェット・リー)は、船上でユーと一戦を交えるが、敵の猛烈な抵抗に遭って勝負は持ち越しとなる。
 やがてリンとスーは、辺境の砂漠にぽつんと建つ宿屋《龍門》にたどり着く。折しも不気味な暗雲が垂れ込める“龍門”には60年に一度の砂嵐が迫っており、その影響によって300年前に砂漠の下に沈んだ財宝都市が姿を現すという噂が広まっていた。宿屋には野性味あふれる王女チャン(グイ・ルンメイ)率いる遊牧部族の盗賊団が陣取り、秘宝を奪うチャンスを虎視眈々と狙っている。そこにユーが送り込んだ“西廠”の先遣隊がやってきて、盗賊団と一触即発状態に。さらに凄腕の女剣客グー(リー・ユーチュン)と情報屋フォン(チェン・クン/ひとり2役)も盗賊団に合流。リンはスーを匿うため、すばやく身を隠した。
 その夜、地下空間に潜んでいたリンとスーは盗賊団に発見され、リンとグーの間で激しい戦闘が勃発。そこに颯爽と現れたのはジャオだった。実はリンはかつて“龍門”の女主人だったが、ある事件をきっかけにジャオに恋心を抱き、宿屋に火を放って彼を捜し求める旅に出たのだった。こうしてジャオとリンは、3年ぶりに運命的な再会を果たした。
 物量共に圧倒的に勝るユーの一味に対抗するため、ジャオは盗賊団と手を組んだ。翌日、ユーが本隊を率いて宿屋に到着すると、ユーと瓜ふたつの風貌を持つフォンに惑わされた一味は、ジャオの思惑通りに同士討ちを始める。敵の混乱に乗じて行動を起こしたジャオは盗賊団を指揮し、ここぞとばかりに一斉攻撃を開始。ジャオとの関係に区切りをつけるため一度は宿屋を去ったリンも助太刀し、両陣営は壮絶な全面戦争を繰り広げていく。
 いよいよジャオとユーは宿命の直接対決になだれ込もうとするが、ついにそのとき砂漠の大地に巨大な竜巻が発生。それでも一歩も引かないジャオとユーは、荒れ狂う暴風の真っ直中で秘術の限りを尽くしていく。もはやこの世のものとは思えぬ超人の域に達した両雄の死闘は、いかなる決着を見るのか。そして砂漠の下に眠る秘宝は、いったい誰の手に渡るのだろうか……。

スタッフ

監督:ツイ・ハーク
製作:ツイ・ハーク
製作総指揮:ユ・ドン、ナンシェン・シー
脚本:ツイ・ハーク
撮影:チョイ・スンファイ
美術:イー・チュンマン
アクション監督:ユエン・ブン
3D監修:チャック・コミスキー

キャスト

ジェット・リー(『エクスペンダブルズ』『ドラゴン・キングダム』)
ジョウ・シュン
チェン・クン
リー・ユーチュン
グイ・ルンメイ
メイヴィス・ファン

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