タリウム少女の毒殺日記
原題:GFP BUNNY
物語なんて、ないよ 逆に、くれよ
2012年/日本/カラー/82分 配給:アップリンク
2013 年7月6日(土)よりアップリンクほか衝撃の全国順次公開
©W-TV OFFICE
公開初日 2013/07/06
配給会社名 0009
解説
2005 年に起きた、タリウムによる母親毒殺未遂事件を起こし、世間を騒がせた「タリウム少女」。彼女をモチームとした、16 歳の少女が主人公のメタフィクション映画が誕生した。2005 年に事件を起こした少女が書いたブログから、アリやハムスターを観察するのと同じように、母親を観察する、少女は全てを「観察者」する傍観者のようである。
事件から6年—。観察される現代社会を、もしタリウム少女が「観察」したらどうなるのか…。
そこで、架空のタリウム少女を作り出した。≪システム=人間=プログラム=生命≫誰も結び付けることができなかったこの関連性を、「観察者」である少女が融合させる。絶対領域に辿りついた少女が手にしたモノとは?!
ストーリー
科学に異常な関心を示し、様々な生物を観察・解剖し、その様子を動画日記としてYouTube にアップロードしている[タリウム少女]。彼女は自身が通う高校で壮絶なイジメにあっているが、イジメにあっていること自体も、まるで他者の出来事のように傍観して生きている。そんな[タリウム少女]の母は、娘の事よりも、老いていく自分を受け止めきれずアンチエイジングに明け暮れる毎日。いつしか[タリウム少女]は母親さへも実験対象とし、毒薬を母親に少しずつ投与し観察するのだ。金魚、蛙、鳥の死骸、ハムスター、そして母親など様々な対象物を観察しながら、最後には自らを取り囲む世界を飛び越えるために、自分自身を観察対象とし、新しい実験へと踏み出すことに…。それこそが新しいアイデンティティーを獲得するための一歩となる!!
スタッフ
監督/脚本/編集:土屋 豊
撮影監督:飯塚 諒
録音:田原 勲
制作:太田信吾
制作:岩淵弘樹
衣装:KUMI
メイク:花井麻衣
整音:新垣一平
CG:森 宥綺
助監督:大橋麻実
チーフ助監督:江田剛士
エンディング曲・挿入歌:AA
キャスト
倉持由香
渡辺真起子
古舘寛治
Takahashi
特別出演:
住田正幸(広島大学大学院理学研究科附属両生類研究施設・教授)
松岡孝明(湘南美容外科クリニック・副総括院長)
八代嘉美(東京女子医科大学先端生命医科学研究所)
伊藤通朗(日本ラエリアンムーブメント・代表)
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