原題:Diana Vreeland : The Eye Has To Travel

2011年/アメリカ/カラー/86分/ 配給:シネマライズ×ギャガ

2012年12月22日(土)、シネマライズ、TOHOシネマズ六本木ヒルズ他全国順次ロードショー

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公開初日 2012/12/22

配給会社名 1361/0025

解説


『プラダを着た悪魔』のモデルとなったアナ・ウィンターよりも前に、世界に新しいファッションを提示し、ミニスカートやブルージーンズ、ビキニといった流行を創り上げた天才女性エディターがいた。 彼女こそ、ダイアナ・ヴリーランド。ダイアナは、25年以上にわたる「ハーパース・バザー」での活躍、その後の「ヴォーグ」編集長時代を通じて、数多の天才デザイナーや写真家、そしてモデルたちを見出し、ファッション・アート・音楽・映画の可能性を切り開くことで「ヴォーグ」を斬新で刺激的な雑誌に生まれ変わらせた。彼女はその真っ黒な髪や印象的なスタイル、独特な話し方も含め、幾多の伝説と共に20世紀のファッションを創り出した天才エディターとして語り継がれている。 ダイアナ・ヴリーランドの一生を、孫の嫁である監督が、生前の本人のインタビューや今をときめくクリエーターたちのインタビューも織り交ぜて生き生きと描いたドキュメンタリー。

ストーリー

20世紀の華麗なるファッション界の中心に50年間にわたって君臨したダイアナ・ヴリーランド。1940年代、50年代の「ハーパース・バザー」でカリスマ・エディターとして革新的な誌面を創り続け、60年代にはライバル誌である「ヴォーグ」編集長としてツィギー、リチャード・アヴェドンなど輝く才能を次々と世に送り出した。ビキニやミニスカートを流行らせ、マノロ・ブラニクに靴のデザインを勧め、ジャッキー・ケネディにファッション・アドバイスをしたのもダイアナ。70歳でメトロポリタン美術館衣装研究所の顧問に就任してからも、当時まさに絶頂期にあったイヴ・サンローラン展を初めての存命中デザイナー展として開催するなど衝撃的な衣装展を次々と成功させた。

そんな華やかな経歴だけではとても語りきれないこの稀有なる女性の生涯と創造の秘密に迫る本作を監督したのは、ダイアナの孫と結婚したリサ・ヴリーランド。ダイアナが“地獄の庭”と呼ぶ真っ赤なリビングルームで受けた本人のインタビューをもとに、貴重なアーカイブとセレブリティや親族へのインタビューを丹念に整理し、緻密で親密なドキュメンタリーを完成させた。

スタッフ

監督・製作:リサ・インモルディーノ・ヴリーランド
提供:シネマライズ
配給:シネマライズ×ギャガ

キャスト

ダイアナ・ヴリーランド
ほか

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