原題:THE TOWN OF WHALES

第34回ぴあフェスティバル・コンペティション 第17回釜山国際映画祭・ニューカレンツ・コンペティション

2012年/69分/カラー 配給:?????

解説


高校生のまちとほたる、朝彦の”仲良し三人組”は、6年前に失踪したまちの兄が東京にいると知り、高校最後の夏休み、東京への小旅行を計画する。
陸上での生活に適応した鯨が、あえて新天地を目指す試練を選び、海へと還っていったように、人は、どんなに満ち足りた子供時代であっても、いずれその世界を抜け出し、何か得て、何かを失う。
まだ未発達な自分自身の輪郭さえ気づいていない“無意識”が宿す思春期の眩しさや、危うさ、艶めかしさを、映像ならではの試みで瑞々しく綴った鶴岡監督のデビュー作は、渇望や喪失など、複雑な感情と初めて向き合う子どもたちの揺れる表情や心象風景を捉え、“人はなぜ大人になるのか”を模索する。

ストーリー

スタッフ

監督・脚本・編集:鶴岡慧子
撮影・照明・編集協力:佐々木健太
照明助手・助監督:入澤朱陽
制作:永井 浩

キャスト

飛田桃子
片野 翠
山口佐紀子
佐藤憲太郎
中嶋 健

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