舟を編む
2013年/日本/カラー/??分/ 配給:松竹、アスミック・エース
2013年11月08日よりDVDリリース 2013年4月13日(土) 丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
©2013「舟を編む」製作委員会
公開初日 2013/04/13
配給会社名 0003/0007
解説
2004年の設立以来、本屋大賞受賞作は1作を除きすべて映画化され、大ヒットを記録してきました。
そして、この度、2012年本屋大賞 第1位に輝く「舟を編む」を映画化する運びとなりました。
原作は「まほろ駅前多田便利軒」で第135回直木賞を受賞、今もっとも新刊が待ち望まれる作家のひとりである三浦しをん。現在発行50万部を突破、今現在もランキング上位に位置するベストセラーとなっております。
人と人との思いをつなぐ“言葉”というものを整理し、意味を示し、もっともふさわしい形で使えるようにするもの—辞書。本作はその辞書という【舟】を編集する=【編む】、ある出版社の変わり者の寄せ集め編集部の物語です。23万語におよぶ言葉の海に奮闘する変人編集部員・馬締光也(まじめ みつや)とその同僚たちの姿、そして、馬締が下宿の孫娘・林香具矢(はやし かぐや)に初めて感じたある思いをなんとか“言葉”にし、伝えようとするもどかしくも微笑ましいやりとりを描きます。誰かに思いを伝えたい、つながりたい。“言葉”という絆を得て、それぞれの人生が優しく編みあげられていきます。
出演は、社内では“変人”として持て余されていたが、人とは違う視点で言葉を捉える才能を買われ、辞書編集部の中心を担うことになる馬締光也に、『まほろ駅前多田便利軒』『探偵はBARにいる』の松田龍平。彼が一目惚れしてしまう下宿の大家の孫娘・板前見習いの林香具矢に、『わが母の記』『天地明察』の宮崎あおい。その他にも、一癖もふた癖もあるキャラクターたちが、言葉の海に乗り出していきます。
監督は、2010年『川の底からこんにちは』で第53回ブルーリボン賞監督賞を受賞、国内外から注目を集める若き俊英石井裕也がつとめます。
ストーリー
出版社・玄武書房に勤める馬締光也(松田龍平)。
名前どおり“真面目”で不器用な馬締は、営業部で変人として持て余されていたが、人とは違う視点で言葉を捉える能力を買われ辞書編集部に迎えられる。
新しい辞書「大渡海」。見出し語は約二十四万語、編集方針は“今を生きる辞書”。
馬締とともに辞書の編纂に従事するのは、定年間近のベテラン編集者・荒木(小林薫)、日本語研究に人生を捧げる老学者・松本(加藤剛)、次第に辞書作りに愛着を持ち始めるチャラ男・西岡(オダギリジョー)、契約社員として編集部を支える佐々木(伊佐山ひろ子)、女性誌から異動してきた若い女性編集者・みどり(黒木華)。
個性派ぞろいの面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。
そんなある日、馬締の前にあらわれる運命の女性・香具矢(宮?あおい)。
しかし辞書づくり以外の能力はおしなべて低い馬締には、香具矢に自分の気持ちを伝える言葉がみつからない。
問題が山積みの辞書編集部。果たして「大渡海」は完成するのか?
そして、馬締の思いは、伝わるのだろうか?
スタッフ
原作:三浦しをん 「舟を編む」光文社刊
監督:石井裕也
企画:孫家邦(リトルモア)、菊地美世志(フィルムメイカーズ)
プロデューサー:五箇公貴、池田史嗣、岩浪泰幸、土井智生
脚本:渡辺謙作
撮影:藤澤順一
照明:長田達也
美術:原田満生
録音:加藤大和
編集:普嶋信一
衣裳:宮本まさ江
ヘアメイク:豊川京子
製作プロダクション:リトルモア、フィルムメイカーズ
製作:2013年『舟を編む』製作委員会
特別協力:株式会社三省堂、三省堂印刷株式会社
配給:松竹、アスミック・エース
キャスト
松田龍平
宮崎あおい
オダギリジョー
黒木華
渡辺美佐子
池脇千鶴
鶴見辰吾
伊佐山ひろ子
八千草薫
小林薫
加藤剛
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