完全ゾンビ化まであと何日? 草食系男子+ゾンビ+ニート=史上最弱のゾンビ、ここに現る!

2012年/日本/カラー/93分 配給:アールグレイフィルム

2012年2月11日(土)シネマート六本木にてロードショー

© 2012「ライフ・イズ・デッド」製作委員会

公開初日 2012/02/11

配給会社名 1014

解説

現在、世界中でゾンビ映画が人気を博している。陰鬱とした空気が世界に広がる中、人類はゾンビに癒しを求めているのか。そして、2012年、ついに日本発信によるスプラッターゾンビムービーが完成した!!
主演は現在、人気沸騰中の若手俳優集団「D2」の荒井敦史。ゾンビ化していく青年の葛藤を見事に表現し、観客の涙を誘う。またヒロインには沖縄で絶大な人気を持つヒガリノ。兄のために奮闘するがんばる妹を熱演した。そして、その健気なヒロインを思いやる同級生を「D2」の阿久津 愼太郎が演じた。さらに、川村亮介、しほの涼、永岡卓也、中島愛里などの期待の若手俳優陣が一癖も二癖もある役を演じ、円城寺あや、小林すすむのベテラン陣がしっかりと脇を固めている。監督には前作「くノ一忍法帖 影ノ月」で見事なアクションと卓越したストーリーで観客を魅了した菱沼康介。今回、彼が表現しようとしたのは日本の地方都市に現れるゾンビの可笑しさと悲しさ、そしてその中にある人間の業である。富士山をバックに田んぼの中からゾンビが現れるシーンはかつてない、無常観を我々に植え付ける。撮影監督には『キャタピラー』の辻智彦。また、ゾンビの特殊メイクには世界で評価を受けるヒゲメガネと西村映造(協力)日本の一流スタッフが勢ぞろいし、「ゾンビ×日本の地方都市」という今までに無いゾンビ映画を生み出した。
「ライフ・イズ・デッド」はまさにジャパニーズゾンビ映画の野心的作品となるだろう。

ストーリー

近未来、世界中に、人間の体液によって感染するアンデッド・ウィルス(UDV)が蔓延していた。それは日本も例外ではなかった。
UDV感染は通称ゾンビ病と言われた。その症状は5段階に分けられており、レベル5になると、心臓も思考も停止しているのに動き回る動く死体、すなわち、ゾンビになってしまうからだ。赤星逝雄は、高校卒業まぎわにUDV感染の宣告をされた。
そのせいで就職出来ず、ニートになる。UDVの大敵はストレス。だが、社会のUDVへの対応は酷い有様で、まさに混迷しており、その怒りのストレスで、逝雄のゾンビ化はますます進行してゆく。逝雄の父・浩止と母・冥子は、息子を守るべく奮闘する。
妹・消子は、兄を思い、献身的に尽くす。恋人の茜、友人の面井や同級生の矢白が関われば関わるほど事態は混乱し、ストレスを増加させていく。けれども、逝雄には希望の光があった。それは担当のナース・桜井の笑顔。世間の風あたりはますます厳しくなっていくが、赤星家は家族一丸、立ち向かう。しかし、ユキオのUDVのレベルはどんどん上がっていくのだった。

スタッフ

監督:菱沼康介
企画:村田亮
プロデューサー:大垣修也、谷口広樹、堀尾星矢
原作:古泉智浩
撮影:辻智彦
美術:寺尾淳
録音:山田幸治
特殊メイク:石野大雅

キャスト

荒井敦史
ヒガリノ
川村亮介
阿久津愼太郎
しほの涼
永岡卓也
中島愛里
円城寺あや
小林すすむ

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