2012年/日本/カラー/82分 配給:アン・エンタテインメント

2012年8月26日(日)花巻市民文化会館にて先行上映会 2012年9月22日(土)新宿武蔵野館にてロードショー ほか、2012年9月22日〜盛岡ピカデリーほか 岩手県内の劇場、ホール中心に順次上映していきます。

(C)2012銀河プロジェクト

公開初日 2012/09/22

配給会社名 1332

解説


イーハトーブの故郷・花巻。
私はかつての自分と出会う旅にでた。

都会で気ままに暮らす本郷トワ(28歳)。同郷のおばあちゃん町子さんと出会ったことから、トワは町子さんとの約束を果たすため10年ぶりに故郷の花巻に帰る事になった・・・。

トワにとっては、故郷花巻は父との死別で、一度は封印した辛い場所だった。
幼な友達、祭りの活気、大切な思い出・・・。トワは今を生きる情熱を再生させていく。
宮澤賢治の童話『よだかの星』をモチーフにした本作は、賢治の生まれ育ったイーハトーブの町・花巻でロケを敢行。撮影は昨年9月の花巻まつりの期間を中心に、トワが祭りにとけこむ場面やかがり火の鹿踊、イギリス海岸、賢治の井戸、市民の家など。地元の手触りが伝わるロケ地を巡って撮影された。
主演は文化系女子のカリスマ、女優の菊池亜希子。本作が『森崎書店の日々』(日向朝子監督・2010年)以来の主演作品となります。最新作は「我が母の記」(原田眞人監督・2012年)。今回の役は「主人公と同じ世代なので漠然とした不安の中で社会人として生きる感覚はよく分かった」という。
他に、北上奈緒、佐藤誓、いせゆみこ、と地元岩手出身の俳優陣が参加。
脚本・監督は注目の新鋭・斉藤玲子。繊細な演出と透明感のある映像感覚が評価されている。

今年は花巻まつりが420周年を迎え、また、来年は宮澤賢治没後80年と記念イベントが続き、新たに“イーハトーブの花巻”は脚光を浴びている。
震災後、賢治のメッセージが再評価されるなか、賢治の生まれた花巻を舞台に自らの生きる力を取り戻していく主人公の姿は、今私達に一番大切な事を教えてくれるだろう。

ストーリー

スタッフ

脚本・監督:斉藤玲子
撮影:植原雄大
照明:高橋謙太
録音:山田幸治
音楽:遠藤浩二

キャスト

菊池亜希子
眞島秀和
北上奈緒
深水元基
今村祈履
いせゆみこ
大宮千莉
佐藤誓

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