和製・チャップリン再び!!田島基博 × 辻岡正人 × 小嶺麗奈 日本でいまだかつて確立されなかったサイレント・ムービーの降臨!!

2009年/日本/DV/16:9/black&white/Stereo/75分 配給:田島オフィス

2013年06月28日よりDVDリリース 2012年2月4日(土)より新宿K's CINEMにてレイトショー公開

公開初日 2012/02/04

配給会社名 1321

解説


和製・チャップリン再び!! 田島基博×辻岡正人×小嶺麗奈
日本でいまだかつて確立されなかったサイレント・ムービーの降臨!!日本から世界へ!!
本作は映画原点に帰化する。

チャップリン死後、彼の作品は半世紀経過するもいまだ名作として世界から評価をされ現代へ伝承されている。本作は名作に秘められた映画が有する本来の力を抽出し、映像と音楽、そして俳優たちの芝居をもって映画原点・映画の本来の娯楽様相を再臨させる。
時代に逆行しているようにもみえるが、現代の映画を担う人々・また一般人に、斬新で真新しい作品として心に刻みつける。

主演はトロントリールハート国際映画祭で監督賞を受賞した映画監督・辻岡正人。「バレット・バレエ」をはじめ「クローズZERO」や「窓辺のほんきーとんく」「クジラ〜極道の食卓」などにも出演し、技巧派俳優としても注目を浴びている。田島監督デビュー作品「シルエット」に続き主演を続投する。ヒロインは90年代連続ドラマ黄金期といえる時代を支えてきた実力派女優であり、本作の出演を熱望した・小嶺麗奈。「3年B組金八先生」「イグアナの娘」「水の中の八月」「ユメノ銀河」など多数出演し、本作で新たなる女優としての脱皮を試みる。さらに「日テレジェニック2007」に選抜され、グラビアアイドルとして絶大な人気を誇る小田あさ美。「特捜戦隊デカレンジャー」でデカグリーンを演じた伊藤陽佑。元メンズノンノ専属モデルとして活躍した本多章一。萩本欽一が唯一弟子をとったと公表したコメディアン・斉藤清六。「Dirty Heart」の横川康次や「ひまわり」のボブ鈴木などの個性派俳優。ジャンルを超えた幅広いキャストが集結した。
監督はデビュー作品「シルエット」で純粋で切ない恋人の姿を描き、観る者の心をくすぐった田島基博。ワンシーンワンカット撮影にこだわり、俳優のエチュードで物語を紡いでいく画期的な演出法で登場人物のリアルさをあぶりだすのに定評がある。今作ではバンドの成功を夢見る男性と難聴障害者の女性との胸を締め付ける、前作を遥かに超えたスケールでモノクロサイレント・ラブ・コメディーを描く!!

ストーリー

すべてを捨てて浮浪した……
女神のようなあなたと出会うまでは……
半端なバンドかじりギターリスト・フトシ(辻岡正人)と恋人でボーカルのヒトミ(小田あさ美)はストリートで人気がある。フトシはヒトミからコンテストの出場を誘われるが断ってしまい別れることに。その後ヒトミは寄せ集めた即席のバンドとコンテストで優勝する。
別れと裏切り、さらに栄光をつかんだヒトミを尻目にフトシは茫然自失。追い討ちをかけて、フトシの母親が半身不随となり、車イスの生活に。失意のドン底に落ちたフトシは何もかもを捨てて浮浪する。そんな折、五匹の犬を連れた難聴の障害者・ユキ(小嶺麗奈)と出会い、二人はゆっくり友情を深めていく。障害に負けずに生きる姿や母親の介護を協力するユキに、フトシの心はいつしか友情から恋愛へと変わっていき、母親とユキのため音楽と真剣に向き合っていこうと決意する。ある日プロデューサーからCD発売の話がフトシへ舞い込み、勢いづいたフトシは新たな彼女と浮気をし・・・。

スタッフ

監督:田島基博
脚本:神谷貴之
助監督:田村専一、宮原周平
撮影:江口裕祐、本橋剛史
編集:武子直樹
音楽:徳備祐子
ヘア・メイク:富田貴代
スチール:カツヲ
制作:石澤舞、高嶋義明、西澤忠之、池田淳、汾山成秀、加藤啓介、羽切裕介
鈴木勝恵、蝦名もも、日形井千波
アドバイザー:飯嶋俊男
音楽協力:阿久津剛
企画協力:辻岡正人

キャスト

辻岡正人
小嶺麗奈
小田あさ美
伊藤陽佑
本多章一

LINK

□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す
予告編::http://youtu.be/RW0tPcZw-2Q
ご覧になるには Media Player が必要となります