2012年/日本/カラー/88分/ステレオ/HD 配給:コミュニティアド

2012/5/10(木)志木市民会館パルシティにて先行上映 2012/6/16(土)よりユナイテッド・シネマ浦和ほか全国順次ロードショー予定

(C)2012『武蔵野S町物語』フィルムパートナーズ

公開初日 2012/05/10

公開終了日 2012/05/10

配給会社名 1072

解説


昭和30年代の志木の町。青い空のもと、躍動する少年たちの姿が、そこにはあった。
笑って、泣いて、走り回った——。大好きな、ぼくの町。いきいきとした少年時代が今、蘇る——。

原作者・故永倉萬治氏が少年時代を過ごした、まだ戦争の足跡が残る昭和30年代の埼玉県の武蔵野地域を舞台に、様々な経験をし、成長していく子供たちと、それを囲む人々の姿を生き生きと描くエンターテイメント作品。
人は誰しも、幼かった少年時代を思い出し、その出来事に、自分の原風景を見つける——。
本作は、上質なユーモアと、日常を軽妙なタッチで描くエッセイ、小説が人気の作家、故・永倉萬治氏の自伝的小説が原作となった作品です。病後の失語症を乗り越えながら、夫婦で力を合わせて綴られた『武蔵野S町物語』は、映画化にあたり妻・有子さんの思い出と共に、新たな物語が加えられました。主人公である少年時代の健一には、『まほろ駅前多田便利軒』にて映画デビューを果たした横山幸汰。その他、海東健、小野まりえ、水澤愛奏といった若手から、大杉漣、宮崎美子、深水三章などベテラン俳優まで、個性的な顔ぶれが揃いました。誰もが大事にしまってある幼い頃の思い出。温かくゆっくりとした原風景の記憶が感じられるはずです。

ストーリー





昭和30年代、少年の住む町の空は青く、そして広かった…。
まだ戦争の足跡が残る街で、小学4年生の健一は、明、博、吉岡兄弟、イタチなど、ヤンチャな仲間たちと、毎日、日が暮れるまで元気に遊んでいた。米屋の安ちゃんのバイクへの憧れ、親友の日本脳炎、妹の自家中毒、同級生の女子への淡い恋心・・・。大きな事件から、些細な出来事まで、少年だった健一が見て感じた全ての事がいつまでも輝いて心に残っている——。
時代が過ぎ、大人になった健一は、妻有子とともに、心の中に大切にしまってあった思い出の場所を一つ一つひも解いていくのだが・・・・・・。

スタッフ

監督:金澤克次
製作:関浩太郎、岩下隆、林瑞峰、玉川静
企画:関浩太郎、岩下隆
原作:永倉萬治『武蔵野S町物語』(ちくま文庫刊)
脚本:木村健司、山地昇
撮影:田中一成
美術:佐々木敬
主題歌:水澤愛奏『ぼくたちのゆめ』
企画協力:狩野善則
照明:吉角荘介
録音:山口勉
助監督:村田啓一郎

キャスト

横山幸汰
佐藤詩音
岩崎治哉
石川優生
堀大雅
飯泉聖翔
海東健
向出亜梨沙
小野まりえ
水澤愛奏
永倉大輔
御木裕
深水三章
宮崎美子
大杉漣

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