2012/日本/DCP/カラー/1:1.85/130 分 製作・配給:アパッチ

2013年3月16日より、渋谷ユーロスペース他全国順次ロードショー

(C)Apache Inc.

公開初日 2013/03/16

配給会社名 1376

解説


この度、2008年に実際に起こった《秋葉原無差別殺傷事件》の犯人・加藤智大を題材に描いた、フィクション『ぼっちゃん』。現代という時代を生きることに行き詰まったひとりの青年の物語。

ストーリー

派遣会社を転々とし、コンプレックスと孤独を抱えて暮らす青年・梶知之は、赴任先の工場で、同じく社会になじめない男・田中と出会う。二人は殺伐とした環境の中で友情を育むが、あるすれ違いから、梶はさらなる孤独と狂気に取りつかれ、どんどん追い込まれて行くのだった。
凶行に及んだ加藤智大は、ネット上の掲示板に大量の書き込みをしている。『時間です』と締められる、その書き込みに大森監督は衝撃を受けた。そして更に「人を愛したい、それだけです」という言葉に衝き動かされた。彼を別物と規定することは、この事件の核心から目を逸らすのと同じ事。なぜ彼は凶行に及んだのか。いや、どうしたら彼は凶行に及ばなかったのか。監督は、内面に真正面から向き合う為に、敢えてオリジナルの脚本として取り組み、しかも大胆でシニカルな喜劇性を織り込みフィクションとして誕生させた。

スタッフ

監督:大森立嗣

キャスト

水澤紳吾
宇野祥平
淵上泰史
田村愛

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http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20120406/CK2012040602000035.html
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