珈琲とエンピツ
2011年/日本/カラー/68分/ 配給:Studio AYA
2012年3月10日より新宿K's CINEMAにてロードショー
公開初日 2012/03/10
配給会社名 1287
解説
映画の主人公は、静岡県湖西市にあるサーフショップ&ハワイアン雑貨店の店長、太田辰郎さん。ろう者※である。
30年以上のキャリアをもつサーファーで、自らサーフボードを作る職人でもある。
4年前、長年の夢だった自分のお店を開いた。
聞こえない太田さんがお客さんをもてなすために考えたのが、自らも愛飲するハワイの珈琲をサービスすること。
来てくれた人に、まず珈琲を入れ、ジェスチャーで勧める。
そして、紙とエンピツで筆談が始まった。
「今日、波乗った?」
「乗ったよ。いい波だった」
ハワイアンと間違えられるほどの風貌の太田さんは、筆談だけでなく、声を出して、
大きな身振りと豊かな表情で人懐こく話しかける。
彼のもとには、手話と全然縁のなさそうなサーファー達も気軽に集い、身振り、手振りで会話を楽しんでいく。
そんな太田さんに魅力を感じた今村彩子監督もろう者。
約2年間、名古屋から湖西へ通い、取材を重ねた。
コミュニケーションは声で話すことだけではない。手話だけでもない。
筆談、身振り、そして、笑顔。
相手に気持ちが通じれば、何でもありだ。
一番大切なのは、伝え方ではなく、相手に伝えたいという気持ち。
そんな太田さんの「言葉を越えたコミュニケーション」を
多くの方々に知てもらいたいという想いを込めて、
2011年10月1日に完成。
ストーリー
スタッフ
監督:今村彩子
プロデューサー:阿久津真美
撮影:安楽敦史
キャスト
太田辰郎
今村彩子
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