ソウル・サーファー

サメに片腕を奪われたべサニー・ハミルトンの驚くべき勇気と、彼女を支えた家族の絆を描いた感動の実話が、ついに日本で公開される。全世界に勇気を与えたべサニーの実話に胸を打たれ、原案、脚本から関わったのは、数々の心温まる物語を描いてきたショーン・マクナマラ監督。主演のべサニーには、『チャーリーとチョコレート工場』でヴァイオレット役を演じたアナソフィア・ロブが抜擢され、数か月の特訓でサーフィンをマスターした。無償の愛でべサニーを支える母親役には、『恋愛小説家』でアカデミー主演女優賞を受賞したヘレン・ハント、同じく、べサニーを支える父親役には『オールド・ルーキー』のデニス・クエイドと豪華俳優陣が脇を固める。べサニーの親友役をジャック・ニコルソンの次女、ロレイン・ニコルソンが演じ、ベサニーが慕う女性サラを、アメリカン・アイドルの優勝者で、グラミー賞最優秀新人賞を受賞したカントリー・ミュージシャン、キャリー・アンダーウッドが演じるのも注目の1つである。
本作品は、躍動的で爽快なサーフ・ムービーであり、ベサニーを温かく見守る家族の強い絆の物語でもあるが、サーフィンを、そして生きることをあきらめなかったべサニーの不屈の精神を描いた物語でもある。“ソウル・サーファー”＝特別な才能を持ち、サーフィンの真の喜びを知るサーファーへと成長していく彼女の姿は、今を生きる我々に、あきらめないことの大切さを教えてくれる。