2011年/日本/カラー/??分/ 配給:角川映画

2011年11月26日(土)角川シネマ新宿ほか全国順次ロードショー

©2011『ギャルバサラ』製作委員会

公開初日 2011/11/26

配給会社名 0058

解説


2011年、タイムスリップ映画のジャンルに新たな歴史が生まれる!!

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、『時をかける少女』、『戦国自衛隊』、「JIN−仁−」と人気を確立しているタイムスリップもの。その歴史に新たな1ページが誕生する。

その名は『ギャルバサラ −戦国時代は圏外です−』。他のタイムスリップ物語と決定的に違うのは、主人公が何の特殊能力もなく、何の理由もなく、何の任務もなく、突然過去に飛ばされてしまうということ。そして過去へと飛んだ何の変哲もない高校生5人は現代とのあまりのギャップや自分の置かれた状況にとまどいつつも、持ち前のバイタリティで、戦国の動乱の波を乗り越えていく。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、明智光秀といった戦国の名将たちを目の前にしてもまったく動じない高校生たち。そう、彼らは日本史赤点組だったのだ!信長に見せられた安土城の完成予想図を勝手にデコったり、武将達の写メを撮ったりとやりたい放題とコメディ要素が満載。。だが、いつ死ぬかもわからない世界で生き抜く人たちとの出会いが、何の目的もなく生きてきた彼らを少しずつ変え自分自身と向き合うという、青春物語でもある。

今回監督を務めたのは、「ウルトラマンマックス」、「マジすか学園」で若者の描写に定評のある佐藤太。脚本を共同で手がけたのは、「ウルトラマンマックス」、「ケータイ捜査官」の金子二郎と、『戦国自衛隊1549』の竹内清人。奇想天外な完全オリジナルの脚本を書き上げた。

主人公あさみ役には、『阪急電車 片道15分の奇跡』(2011)で映画デビューの有村架純。ドラマ「SPEC」、「11人もいる!」と出演の続く彼女が、映画出演2作目にして、主演を果たす。ともに戦国時代へとタイムスリップする親友・優は『麒麟の翼』が控える竹富聖花。そして、あさみ、優を含めたタイムスリップ組は、ヒロ子役・荒井萌、卓也役・森廉、公平役・賀来賢人、さらに戦国の世であさみたちを守る若き百姓3人組は、利吉役・鈴木勝吾、吾作役・相馬圭祐、与平役・浜尾京介と若手注目株の俳優が集結。そして、戦国の世であさみたちを待っていた、謎に満ちた寧々役に、AKB48の篠田麻里子、そして、あさみと優の共通の親友・奈緒にSKE48の木?ゆりあ、現代にいながらあさみたちを援護する歴女麻由役にSKE48の小木曽汐莉。言わずと知れた戦国の名将・織田信長は大御所松方弘樹と、若手、ベテラン勢ぞろいの豪華キャストとなった。

最高のキャスト、スタッフによる、完全オリジナルの青春SFファンタジーがついに完成!!

ストーリー


どうしよう!歴史マジ苦手!!

名古屋に住む女子高生あさみは、日本史テストの補習のためテスト赤点の優、ヒロ子、公平ら同級生たちといっしょに市内の歴史博物館にいた。屋外で始まった戦国ショーの観覧中妙な電子機器を手にした同級生・卓也と出会う。卓也は父の研究の手伝いで、“タイムホール”と呼ばれる時空のねじれを探していたのだった。公平が悪ふざけで卓也の機械を取り上げてからかっていると、突如まばゆいばかりの光が上空に出現、5人は一気にその光に飲み込まれた。気付けば目の前で甲冑に身を包んだ武士が戦闘を繰り広げている。別のショーが始まったのかと思いきや、何かがおかしい。そう、5人は440年前の戦国時代へとタイムスリップしてしまったのだ。若い百姓の利吉、吾作、与平の3人に捕まり、岐阜城へと連れていかれる高校生5人。城からは、妙な格好をしたものが現れたら即刻城へ連れてくるよう、お触書がでていた。利吉ら武士になることを夢見る百姓3人は、チャンス到来とばかりに5人を城に引き渡そうとしていた。だがその道中、野武士の一団に襲われ、ヒロ子と公平は連れ去られてしまう。3人は、ショックを隠せないままやっとの思いで岐阜城へとやってきた。そこに現れたのは、明智光秀、木下藤吉郎、徳川家康を従えた戦国の名将・織田信長であった。それでも日本史赤点のため、「たぶん信長さん?ウグイス殺しちゃうっていう」というくらいのリアクションしか取れないあさみと優(正しくはホトトギスだが・・・)。偶然つながったケータイで歴女・麻由にアドバイスを求めるも、すぐに圏外になってしまう。だが、そこは明るい女子高生、持ち前のノーテンキさで、安土城の完成予想図がダサいとデコるわ、写メを撮るからと信長にピースさせるわ、相変わらずのマイペース。そんなあさみたちを見ても信長たちはあまり驚かない。あさみたちが“未来人”であると最初からわかっていたのだ。その理由は藤吉郎の妻・寧々にあった。寧々から驚愕の事実を聞かされ、この時代で生きるすべを教わるあさみたち。それでも現代へなんとしても帰ろうとあきらめないあさみと、もうこの時代に残るしかないと剣術の特訓を始める優の間には次第と溝ができていった。さらに二人の共通の親友・奈緒のことでくすぶっていたわだかまりが一気に噴き出し、ついにはケンカ別れしてしまう。そんな時、またつながったケータイにヒロ子から連絡が入る。川津信之という武将にかくまわれて無事だから、迎えにきてほしいという。ある夜、利吉らから夢のこと、生きること、自分たちを守って死んでいった与平への想いを聞かされ、あさみはついに決断する。そして卓也は、次にタイムホールが現れる場所と時間をついに割り出した。「みんなで一緒に帰る!天下は未来で一緒に取ろう!」。別れた優へメッセージを残し、利吉らの護衛で川津の元へむかうあさみ。だが川津の罠にはまり、四方を囲まれてしまう。そして川津が企む、歴史を根本から変えてしまう陰謀が明らかになり、あさみに最大のピンチが訪れる。果たして歴史は守られるのか?5人は無事に現代へと帰ることができるのか?

スタッフ

監督:佐藤太(「マジすか学園」)
脚本:金子二郎、竹内清人 
音楽:MOKU
主題歌:「歌おうよ、僕たちの校歌」(SKE48)  
配給:角川映画

キャスト

有村架純
竹富聖花
荒井萌 
森廉
賀来賢人 
鈴木勝吾
相馬圭祐
浜尾京介
木?ゆりあ(SKE48)
小木曽汐莉(SKE48)
篠田麻里子(AKB48)
松方弘樹

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