ホワイト
封印された伝説の名曲に隠された秘密とは!?
2011年6月9日韓国公開
2011年/韓国/カラー/106分/ 配給:CJ Entertainment Japan
2012年03月02日よりDVDリリース 2011年9月17日よりシネマート六本木、シネマート心斎橋ほか全国順次ロードショー
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公開初日 2011/09/17
配給会社名 0765
解説
K-POPガールズグループ最後の女王T-ARAウンジョン主演
世界を席巻するK-POP発の本格サスペンス
日本で一大旋風を巻き起こしているK-POP。少女時代やKARAに並ぶ人気を誇り、K-POPガールズグループ最後の女王と称されるのが、7人組のスーパーマルチガールズグループT-ARAだ。“歌謡界の女王になって王冠(ティアラ)をつける”という意味で名付けられたT-ARAは、2009年7月に韓国でデビュー。「Bo peep Bo peep」が大ヒットし、KBSミュージックバンクK-chartで2週連続1位、SBS人気歌謡3週連続1位、そして2009年の第24回ゴールデンディスク賞新人賞を獲得し、その後も曲を出すごとに常に音楽チャートで上位を記録している。他のK-POPガールズグループとは異なり、メンバーそれぞれが女優として映画やドラマ、バラエティ、CMなど様々な分野で活躍しているのも特徴だ。
本作『ホワイト』は、そのT-ARAの主要メンバー、ハム・ウンジョンが主人公をつとめる。子役時代から活躍し、チャン・グンソクと共演したことも。「コーヒーハウス」(10)、2PMやIUなど若手アーティストと共演する「ドリームハイ」(11)などのTVドラマや映画に出演、様々な演技経験を積んできた代表的な実力派アイドルとして知られるウンジョンは、本作でガールズグループ≪ピンクドールズ≫のリーダー役を演じ、歌やダンスでその本領をいかんなく発揮している。実際のK-POPアイドルがアイドルを演じたことでも話題となった。
その他、“女性版SE7EN”と呼ばれる若手実力派ミュージシャンのメイダニや、アイスクリームのCMで注目されたチェ・アラ、「チャクペ〜相棒〜」で子役を演じて注目される新CM女王ジン・セヨンが≪ピンクドールズ≫のメンバーとして、ステージでの華やかなパフォーマンスや、舞台裏でのメンバー間の嫉妬や確執をうまく演じている。彼女たちの個性的なダンスの振り付けは、韓国で活躍する日本人ダンサー、三枝真希らが担当した。
また、もう一つの映画の主人公とも言える、伝説の楽曲「ホワイト」は、“ねこダンス”で一躍大ヒットしたT-ARAのナンバーで日本のデビュー曲ともなる「Bo peep Bo peep」を世に送り出したK-POPのヒットメーカー、≪新沙洞の虎≫がプロデュース、本格的なK-POPの演出にこだわった。さらには、2PMのジュノやアフタースクールなどK-POPの超人気グループも出演し、K-POP映画に華を添えている。
世界で注目される“韓国のコーエン兄弟”キム・ゴック&キム・ソン、商業映画デビュー作
監督は、“韓国のコーエン兄弟”と称されるキム・ゴック&キム・ソン。全作品を共同で演出する双子の兄弟監督で、映画集団「コクサ」として活動、主にメッセージ性の強い実験的作品を世に送り出してきた。2002年『反・弁証法』がベネチア国際映画祭に正式招待されたのを皮切りに、翌2003年には『資本主義党宣言:万国の労働者、蓄積せよ!』(日本未)でベルリン国際映画祭に正式招待され、コーエン兄弟、ウォシャウスキー兄弟、パンブラザーズの監督に続く実力派兄弟監督としていち早く海外で注目を集めた。2008年には『枯渇』(日本未)で韓国映画界に衝撃を与え、韓国でも多くのファンを作っている。
衝撃的なテーマと独特なストーリーで芸術性を追求してきた彼らが、初の商業映画として選んだのが「アイドル」をテーマにしたサスペンス、『ホワイト』だ。これまでも高い評価を得てきた映像美で、アイドルの世界の華やかさと、それとは対照的な舞台裏の暗い恐怖をあぶり出し、封印された残酷な秘密を巡るサスペンスを作り上げた。
リアルなK-POP演出へのこだわり
K-POPのヒットメーカー、≪新沙洞の虎≫が楽曲を担当
韓国映画『カンナさん大成功です!』や『ラジオスター』など、歴代のヒット作品はある一つの共通点を持っている。それは、映画のために書き下ろされたオリジナルの曲が大きな人気を得ていることだ。本作『ホワイト』でも、まさに旬のK-POPを書き下ろし、その魅力を存分に発揮している。
音楽は、今日のK-POPブレイクの立役者、≪新沙洞の虎≫が担当。T-ARAの「Bo peep Bo peep」、ビーストの「息」、「Shock」、4minute(フォーミニッツ)の「Hot Issue」、シークレットの「Magic」など大ヒット曲を世に送り出している、韓国きってのヒットメーカーだ。そんな彼が劇中に登場する≪ピンクドールズ≫のために書き下ろしたのが「ホワイト」である。「ホワイト」は、15年前に謎の事故と共に消えた未発表曲だったが、≪ピンクドールズ≫にリメイクされて大ヒットを遂げる。実際に売り出しても遜色がないほどの高いクオリティで、劇中には複数のバージョンのアレンジが挿入されている。シンプルなフレーズですぐに口ずさんでしまうような曲を求めていたキム・ゴックとキム・ソン監督は、「まさに望んでいた曲だ」と絶賛した。 ≪新沙洞の虎≫による「ホワイト」は、映画の中のもう一つの主人公として記憶されるはずだ。
ストーリー
デビューはしたものの売れないガールズグループ≪ピンクドールズ≫。ある日、リーダーのウンジュ(ハム・ウンジョン)が事務所で古いテープを見つける。収録されていたかつてのアイドルの歌を「ホワイト」というタイトルでリメイクして売り出すと大ヒット、≪ピンクドールズ〉は、一躍スターダムへとのし上がる。しかし、その一方でセンター争いも激化。そしてメインボーカルを取るメンバーが次々と悲惨な事故に巻き込まれていく。事故の原因が「ホワイト」にあるのではと疑ったウンジュは、ヒット曲に隠された秘密を探り始めるのだが・・
スタッフ
監督:キム・ゴック、キム・ソン
音楽監督:新沙洞の虎
振付師:三枝真希
キャスト
ハム・ウンジョン
ファン・ウスレ
メイダニ
チェ・アラ、ジン・セヨン
ビョン・ジョンス
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