恋も仕事もおしゃれも友情も、明日世界が終わるとしても、 それでも女は全てに愛を注ぐ。 “女子力”のバイブル、超豪華キャストで待望の映画化!!

2012年/日本/カラー/2時間4分/シネマスコープ/ドルビーSRD 配給:東宝

2012年5月26日(土)全国東宝系ロードショー

©2012 "GIRL"Movie Project

公開初日 2012/05/26

配給会社名 0001

解説


女はつくづく生きにくい…“女子力”のバイブル!超豪華キャストで待望の映画化!!!
06年に発売されて以来女子のバイブルとして支持され続け、発行部数36万部を超える奥田英朗の小説『ガール』。日々人生の選択を迫られ、生きづらさを感じながらも、自分らしく生きたいと頑張る女性にスポットをあてた短編集に、発売当時から「これって私のこと!?」「こんな人いるいる!」「どうしてそんなに女の気持ちが分かるの!?」と叫ぶ女子続出! ユーモラスで痛快な人物描写と語り口で、ハマる事請け合い!あまりのリアルさに“奥田英朗・女性説”が浮上した程です。そんな“女子力”のバイブル『ガール』が、遂に映画化となります!

本気で頑張るGIRLたちに贈る…今の自分は、なりたかった自分?
『ガール』に登場する“GIRLたち”。もう“女の子”ではなくなりかけた微妙な年代、若さや自由を売りに謳歌できなくなる時は必ずやってくる。自分の存在が「痛い」とふと感じるようになったら、もう“ガール”ではないのかもしれない。それでも体当たりで人生と向き合う女たちはたくましい。キュートでチャーミングな面白さ、思わず頷いてしまうリアリティ、スコーンと抜けた青空が頭上に広がるような爽快感で、働く意欲、生きていく意欲がぐんぐん高まり、凹んでいる時には“GIRLたち”がチラリと見せる弱さやもろさにとてつもなく共感できる、一生懸命生きている人全員の言い分がフェアにぎっしりつまった映画です。すべての世代の女性が「こんな映画が観たかった!!」と素直に語ることのできる日本映画界待望の映画が完成しました。

4人のGIRLと、GIRLを悩ませる4人の男子。そして豪華キャラ…のGIRLたち。
小説『ガール』は5つの短編から成りますが、映画『ガール』はその内の4編「ヒロくん」「ガール」「ワーキング・マザー」「ひと回り」を再構成し、1つの物語として展開します。メガホンを取るのは、『60歳のラブレター』(09)、『白夜行』(11)、『神様のカルテ』(11)など今邦画界で最も注目される若き俊英・深川栄洋監督です。
主人公、29歳・ガールとしての潮時に悩む・独身・滝川由紀子役に香里奈。34歳・共働きだが夫より給料は多い・子供なし・新米管理職・武田聖子役に麻生久美子。34歳・独身・女さぼりがち・妄想がち・小坂容子役に吉瀬美智子。36歳・頑張りすぎのシングルマザー・平井孝子役に板谷由夏と、TV・CM・映画・雑誌と幅広く活躍し、多くの女性達から支持を集める超豪華4女優が競演を果たします。由紀子・聖子・容子・孝子は、勤務先も、取りまく環境も全く違うのになぜか気の合う友達同士。映画の中では、それぞれの女性の人生を群像劇的に映し出しながら、4人の堅い友情も色濃く描かれます。
更に、由紀子の彼氏・プロポーズですらムード・ゼロの森本蒼太役に向井理、聖子の夫・出世欲なしマイペース草食系・武田博樹役に上地雄輔、聖子の年上の部下・男性優位のステレオタイプ男・今井哲夫役に要潤、容子の会社の超イケメン新入社員・和田慎太郎役に林遣都、由紀子の会社の先輩“生涯一ガールのイタい若作り女”光山晴美役に檀れい、由紀子と対立するクライアントの堅物女性社員・安西博子役に加藤ローサ、聖子の部下・今井の天敵・北村裕子役に波瑠と、超豪華キャストが豪華キャラで登場しスクリーンを華やかに彩ります。

この映画の中には、きっとあなたがいる——。
恋愛・おしゃれ・仕事・結婚・出産…男は女のどこを好きになる? 仕事と子育ての両立は? 女は何歳まででもガールでいられるの?…思いっきり一緒に笑って泣いて怒って悩む、誰もがどこかに必ず共感できる女子の興味が全部詰まった最高の女子力UPムービーが誕生!男性も必見!女のキモチ、分かります。

ストーリー








由紀子のストーリー
大手広告代理店勤務。29歳独身。聖子・容子・孝子とは友達同士。「女の子はいくつになってもお姫様」と“夢や霞”を信じて生きてきたが、聖子達からファッションが年相応じゃないと指摘され“ガール”としての潮時を考え始める。恋愛でも、大学時代の友人・蒼太(向井理)と付き合い始めたが、ムードゼロな彼にトキメけず、仕事では、会社の先輩・38歳生涯一ガール・お光(檀れい)と念願の女子イベントを企画するが、クライアントの、おしゃれと“女子”という言葉が大嫌いな堅物女・安西博子(加藤ローサ)と猛対立。夢にまで見た初プロポーズも残念なまでに最悪。30歳を目前に何も成し得ていない自分に焦燥感を募らせる。自分らしくじゃダメ? 恋も仕事もおしゃれも、この先どうしよう…。

聖子のストーリー
大手不動産会社勤務。34歳夫あり、子供なし。女性管理職に抜擢されるが、部下の今井(要潤)は自分より年上の男性。気を遣いながら、良い関係を築こうとするが一向に自分を受け入れようとせず、後輩女子社員(波瑠)もアシスタントとしてしか扱わない今井に、憤りを感じ、ついに衝突してしまう。夫の博樹(上地雄輔)は、給料もキャリアも妻の方が上であることを、全く気にしないそぶり。子供も欲しいはずなのに聖子には何も言わず、黙って現状を受け入れている様子。管理職としても妻としても自分が不十分に思え、自己嫌悪。
夫がいる人は、自分の人生を自分で決めちゃいけないの!?

容子のストーリー
老舗文具メーカー勤務。34歳独身。30歳もとうに超え、おしゃれも恋愛も面倒臭くなってきたそんな折、イケメン新入社員・慎太郎(林遣都)が配属される。慎太郎の教育係に任命され、ひと回りの年齢差を重々承知しながらも、次第に慎太郎に惹かれていく。瞬く間に社内外の女子の関心の的になる慎太郎。イケメン新人くんをめぐる女同士の壮絶バトルを横目に、自分の中に芽生える感情を抑え込むが、妄想は止まらない。久しぶりに実家に帰れば、妹の結婚が決まり、両親には気を遣われ…自分に素直になれず、やるせない日々。
年下男子なんて、絶対好きにならないはずだったのに…!!

孝子のストーリー
自動車メーカー勤務。6歳の息子を持つシングルマザー。離婚を経て、3年ぶりに営業職に復帰。仕事においてシングルマザーを言い訳にしたくないのに、周囲からは気を遣われてしまう。父親代わりに息子に教えようと、鉄棒やキャッチボールを仕事の合間に必死で練習、午後8時のシッターとの約束の時間を守るべく毎晩息も切れ切れに帰宅、息子はそんな母親の姿に違和感を感じている様子。久しぶりの女子会でも、容子達に「もっと人に頼るべき」と忠告され、自分の頑張りがどんどん空回りして行くようで虚しさを感じずにはいられない…。 シングルマザーって社会的弱者なの?
それって私が間違えちゃったって事?

スタッフ

原作:奥田英朗(講談社刊)
監督:深川栄洋
脚本:篠崎絵里子
音楽:河野伸

エグゼクティブプロデューサー:濱名一哉
スーパーバイジングプロデューサー:那須田淳
プロデューサー:久保田 修
共同プロデューサー:辻本珠子 幾野明子 八尾香澄
アソシエイトプロデューサー:石黒研三
ラインプロデューサー:原田文宏
撮影監督:河津太郎
美術:黒瀧きみえ
録音:林 大輔
編集:今井 剛
助監督:吉田 亮
制作担当:早川 徹 小沼秀剛
スタイリスト:渡邉恵子 樋口かほり 城田 望
衣裳:荒木里江
ヘアメイク:竹下フミ SHIO

製作:“GIRL”Movie Project
制作プロダクション:キアロスクーロ(C&I)
配給:東宝

キャスト

香里奈
麻生久美子
吉瀬美智子
板谷由夏
上地雄輔
要潤
林遣都
波瑠
加藤ローサ 
向井理
壇れい

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