ライオン・キング
原題:The Lion King
3D で体験する、“生命の讃歌(サークル・オブ・ライフ)”
第67回アカデミー賞® 2部門受賞 (最優秀主題歌賞、最優秀オリジナル作曲賞) 第52回ゴールデン・グローブ賞作品賞受賞(ミュージカル・コメディー部門)
1994年/アメリカ/カラー/87分 配給:ブエナビスタエンターテインメント(ジャパン)
2011年10月08日よりDVDリリース 2011年10月8日(土)より、 全国の109 シネマズ、ユナイテッド・シネマ他にて、3D限定公開! 1994年7月、全国順次ロードショー
(C)Disney
サブ題名 ディズニー デジタル 3D(TM)
公開初日 2011/10/08
配給会社名 0069
解説
◆壮大なるテーマ“サークル・オブ・ライフ”
『ライオン・キング』には、全てのディズニー・アニメーションに込められている愛と友情、冒険心などに加え、“生命”という深いテーマが掲げられています。
物語は、プライドランドの王子として生まれたライオン、シンバの成長を描くもの。
国王のムファサは、シンバに万物の法則を教えながら、誕生〜死〜誕生のサイクル=“サークル・オブ・ライフ”という自然の摂理を通じ、自然界の微妙なバランスを崩さぬよう諭します。やがて邪悪なスカーがムファサを陥れて王位につくと、プライドランドは自然のバランスが崩れ、動物たちは飢えに苦しむことに。辛い状況に立たされたシンバは、“サークル・オブ・ライフ”の中で自分のポジションを取り戻すべく、スカーに戦いを挑むのです。
◆物語を彩るロマンスとユーモア
『美女と野獣』のロマンス、『アラジン』のユーモア・・・『ライオン・キング』にもこうした伝統的な要素はたっぷり盛り込まれています。
シンバと幼なじみのナラとの友情は、ふたりが再開した時に愛へと変わり、緑のジャングルでロマンスが繰り広げられます。また、早口でせっかちなティモンとのんびり屋のプンバァの掛け合いは、まさにボケとツッコミ。さらにウーピー・ゴールドバーグらが演じるハイエナ・トリオの言い回しには皮肉やブラック・ユーモアが満載です。
◆最高級のミュージカル・ナンバー
ディズニーにとって音楽は、ストーリーやキャラクターとともに最も大切な要素です。映像と音楽が一体化することで、時にロマンティック、時にファンタジック、時にドラマティックな、忘れがたい数々の名シーンが誕生し、ディズニーの歴史を刻んできました。
『ライオン・キング』では、『アラジン』でアカデミー賞最優秀主題歌賞を獲得したティム・ライス、そしてブリティッシュ・ロッ
クの大スター、エルトン・ジョンが作曲した数々の楽曲が作品を彩りました。第67 回アカデミー賞で最優秀主題歌賞、最優秀オリジナル作曲賞と音楽部門を独占し、さらに第52 回ゴールデン・グローブ賞では、ミュージカル・コメディー部門最優秀作品賞、最優秀作曲賞、最優秀主題歌賞を受賞と、高い評価を受けています。この音楽が無ければブロードウェイ・ミュージカル化される事も無かったかもしれません。
◆ディズニー・アニメーション史上いまなお最大のヒット作
世界初の長編アニメーション『白雪姫』から、まだ記憶に新しい、大絶賛を浴びた『塔の上のラプンツェル』まで、50 作のディズニー長編アニメーションがこれまでに製作されましたが、いまだに17 年前に製作された『ライオン・キング』がディズニー・アニメーション史上最大のヒット作です。これは国や人種を問わず、誰もが感銘を受ける作品である事の証明だと言えます。
【主な作品の全世界興行収入】(Box Office Mojo 調べ / 2011 年6 月2 日付)
『ライオン・キング』(1994 年) 7億8,380 万ドル
『カールじいさんの空飛ぶ家』(2009 年) 7 億3,130 万ドル
『塔の上のラプンツェル』(2010 年) 5億9,070 万ドル
『アルマゲドン』(1998 年) 5億5,370 万ドル
『モンスターズ・インク』(2001 年) 5億2,540 万ドル
『美女と野獣』(1991 年) 3 億7,740 万ドル
ストーリー
アフリカの広大なサバンナ。シンバは、動物の王国プライドランドに君臨する偉大な王ムファサの息子として生を受けた。教育係のザズーに小言を言われながらも、王になる日を夢見て幼なじみのナラとふざけて気ままに暮らす毎日だ。そんな幼い息子に、父王ムファサは王座につく者の心構え “サークル・オブ・ライフ”について説く。自然界は永遠に誕生と死を繰り返し、魂は決して失われることなく受け継がれていくのだと。
一方、ムファサの弟で王位を狙うスカーは、甥であるシンバの存在を疎ましく思っていた。
邪悪なスカーはムファサとシンバを亡き者にしようとたくらみ、ハイエナのシェンジ、バンザイ、エドと共謀してシンバを谷間に誘い込み、ヌーの大群の暴走を引き起こす。ムファサは必死で駆けつけ息子を助け出したものの、力尽きて命を落としてしまう。スカーに父の死が自分のせいだと思い込まされたシンバは、プライドランドを追放されてしまうのだ。
絶望し、打ちひしがれて砂漠に倒れたシンバを見つけたのは、ミーアキャットのティモンとイボイノシシのプンバァ。このコンビに助けられ、“ハクナ・マタタ”(くよくよするな)の人生哲学を教えられたシンバは、何とか立ち直り、新しい仲間と楽しくやりながら少しずつ自己に目覚めていく。
月日は流れ、たくましく成長したシンバの前に若いメスライオンが現れる。それは幼なじみのナラだった。暴君スカーによって変わり果てた王国の惨状を伝え、シンバに助けを求めるナラ。しかし父の死に責任を感じているシンバには勇気がない。
過去から立ち直れず、愛するナラにも絶望されて、ひとり草原にたたずむシンバは、夜空の星になった父の声を聞く。「歴代の王たちとともに、お前を見守っているぞ」。我に返ったシンバは、自分の中に生きる父の魂に気づき、戦うべく立ち上がる。スカーと対決するために・・・。
スタッフ
監督:ロジャー・アラーズ、ロブ・ミンコフ
製作:ドン・ハーン
製作総指揮:トム・シューマカー、サラ・マッカーサー
脚本:ジョナサン・ロバーツ、アイリーン・メッキ、リンダ・ウールヴァートン
主題歌/挿入歌 :エルトン・ジョン、ティム・ライス
オリジナル作曲・編曲:ハンス・ジマー
キャスト
(声の出演):(英語版キャスト)/ (日本語吹替版キャスト)
ムファサ :ジェームズ・アール・ジョーンズ/ 大和田 伸也
シンバ(子供時代) :ジョナサン・テイラー・トーマス / 中崎 達也
(大人) :マシュー・ブロデリック / 宮本 充
ナラ(子供時代) :ニケータ・カラム / 山本 純子
(大人) :モイラ・ケリー / 華村 りこ
スカー :ジェレミー・アイアンズ / 壤 晴彦
ティモン :ネイサン・レイン / 三ツ矢 雄二
プンバァ :アーニー・サベラ / 小林 アトム
ザズー :ローワン・アトキンソン / 梅津 秀行
ラフィキ :ロバート・ジローム / 槐 柳二
サラビ :マッジ・シンクレア / 北浜 晴子
シェンジ :ウーピー・ゴールドバーグ / 片岡 富枝
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