バッド・ティーチャー

熱意ゼロのキュートなセクシー先生が玉の輿ゲット大作戦！果たして幸せはつかめるのか—！？
未だかつてない暴走ヒロインで、全米大ヒット！
キャメロン・ディアス主演の痛快恋愛エンタ−テイメント

エリザベス（キャメロン・ディアス）は、やる気ゼロの中学校英語教師。玉の輿に乗る夢を果たし、意気揚々と退職するが、婚約者の親から金目当てであることを見透かされ破局。仕方なく学校に舞い戻る。その彼女の前に、実家が金持ちだという理想の男、イケメン代理教師のスコット（ジャスティン・ティンバーレイク）が現れる。玉の輿に乗るための武器として、豊胸手術にこだわるエリザベスは、費用を手に入れるべく子どもたちをだしにしてあの手この手で資金稼ぎ。思わぬ恋敵も現れ、前代未聞の大暴走が始まるのだが・・・・・・。

『ブリジット・ジョーンズの日記』にはじまり、『婚前特急』や『ヤング≒アダルト』など、キュートだけど一筋縄でいかない豪快なキャラのヒロインたちが活躍する作品が増えている昨今。その中でも、本作のヒロイン、エリザベスのスケールの大きさは超ド級かも?!　

教師のくせに、授業はビデオ鑑賞のみでやる気ゼロ。思ったことは歯に衣着せずズバズバ言うわ、４文字言葉を連発するわ、目的のためなら手段を選ばずだわ、セクシーすぎるわ、文字通り「悪い教師」なエリザベス。生徒への愛情、教師としての情熱なんて持ち合わせていない。彼女の頭の中にあるのはただひとつ。教師を辞めて玉の輿に乗ること。その目的に向かって突っ走る彼女が選んだ手段はなんと「豊胸手術」…?!その費用を稼ぐため、エリザベスは生徒を利用し始める。そして、彼女と犬猿の仲の同僚とスコットを巡る恋のバトルも展開し…。果たして、エリザベスの幸せの行方は—？
非常識極まりないけど、どこか憎めない。共感はできないけど、欲望にストレートな生き方にこちらの気分もスッキリ。ぶっとびキャラだけど魅力的なエリザベスが繰り広げる、暴走婚カツ奮闘ムービー！その突き抜けたキャラクターに魅了され、全米大ヒットを記録！今年は日本全土にエリザベス旋風を巻き起こす！！

エリザベスを演じるのは、 女性の圧倒的な支持が高いハリウッドのラブコメクイーン、キャメロン・ディアス。エリザベスのキャラクターは、良くも悪くもインパクト大。失敗したら、女性の反感を買う難役を、キャメロンは持ち前のサバサバとした明るさとキュートさを全開にして演じた。多少のやり過ぎ＆お下品な毒舌はご愛嬌。美脚を強調するホットパンツ姿で張り切って洗車するシーンなど、全編弾けっぷりで目が離せない。
キャメロンのファッションも特筆もの。相変わらずのスレンダーなボディで、スタイリッシュなファッションを次々と着こなし目に楽しい。自分の容姿を何よりも気にするタイプの女性、エリザベスの戦闘着は、ハイヒール。とくに、女性の足を美しく見せる赤い底のピンヒール、クリスチャン・ルブタンは大のお気に入りだ。なかなか学校という職場に履いていく教師はいなそうだが、このセレブの象徴ともいえる靴にこだわるのも、エリザベスが普通の教師ではないということを物語っている。

そして、ちょっぴりずれているが金持ちでイケメンのスコットを演じるのは、ジャスティン・ティンバーレイク。『ソーシャル・ネットワーク』で注目を集め、俳優としても活躍が期待されるジャスティンだが、実はキャメロンとは元カレ元カノの仲。2007年に破局するまで、およそ4年間も交際していた元恋人同士の共演作となる。それだけに、エリザベスとスコットのシーンはすべてが見どころといえる。特に、一風変わったベッドシーンは、元恋人同士とあって息がピッタリなのだが、見ているこちらが照れるほどリアル?!撮影時から大きな話題を呼んでいたふたりの共演も要チェック！