原題:L'âge de raison

『親愛なる私自身へ。今日私は7歳になりました…』 誕生日に突然届いた一通の手紙。 それは、7歳の自分からの‘‘メッセージ’’だった!

2009年/フランス・ベルギー/フランス語・英語/35mm/カラー/SR・SRD/シネマスコープ/89分/ 配給:アルシネテラン

2011年10月29日(土)、シネスイッチ銀座他全国順次ロードショー

(c) 2010 Nord-Ouest Films – France 2 Cinéma – Artémis Productions – Rhône-Alpes Cinéma – Mars Films

公開初日 2011/10/29

配給会社名 0013

解説


主演 ソフィー・マルソー×ヤン・サミュエル監督が贈る、新しい明日へのハートウォーミングストーリー
主演は、『ラ・ブーム』(80)で映画デビュー以降、『恋人たちのアパルトマン』(93)、『アンナ・カレーニナ』(97)など数々の主演作に出演し、40歳を超えた今でも第一線で活躍し続けるフランスを代表する女優、ソフィー・マルソー。本作では「今日の私はココ・シャネル」「エリザベス・テイラー」「マリア・カラス」…など、毎日理想とする女性たちに自分を重ね合わせ、仕事に没頭している等身大でとても親しみやすい役に挑戦し、今までの彼女のイメージとはひと味違った新たな魅力を見せてくれます。その他、『イーオン・フラックス』(05)のマートン・ソーカス、『隠された日記〜母たち、娘たち〜』(10)のミシェル・デュショーソワ、『真夜中のピアニスト』(06)のジェナサン・ザッカイなどが脇を固め、7歳のマーガレット役を、子どもながらに優雅ささえも感じさせる、とても自然体で生き生きとした表現力でジュリエット・シャペイが演じました。監督は、イラストレーター・漫画家・絵本作家など幅広い分野でも活躍し、本国フランスで140万人を動員する大ヒットを記録した、『世界でいちばん不運で幸せな私』(04)のヤン・サミュエル。撮影は『オーロラ』(06)のアントワーヌ・ローシェ、製作を『君を想って海をゆく』(09)のクルストフ・ロシニェンが担当しました。主題歌は、ヨーロッパで人気がある現在21歳のリサ・ミッチェル。16歳の時に出演した音楽オーディション番組にてジョニ・ミッチェルの再来と騒がれる。彼女のとてもキュートな歌声と劇中で流れるモーツァルトの「クラリネット協奏曲」が作品の世界観をより味わい深いものにしています。

見ているだけで癒される、懐かしい写真やキラキラのスパンコールでコラージュされたたくさんの手紙—
物語に欠かせない7歳のマーガレットが書いた手紙は、絵やたくさんの写真、当時集めていたカードなどでとても可愛くコラージュされています。1通ずつが大きさや形も違っていて、時には当時の懐かしい香りさえも残っています。また、穏やかなフランスの片田舎を背景に、可愛い子ども部屋や少女時代に大切な物を入れていたレトロな宝箱、カーテンで作ったお姫様ドレス、手作りのティアラ、懐かしさを感じさせるカセットテープやブリキのおもちゃ、アンティークの小物の数々に思わず胸がキュンとします!
『親愛なるあなたへ。今日私は7歳になりました…』
誕生日に突然届いた一通の手紙。
それは、7歳の自分からの‘‘メッセージ’’だった!
結婚間近のパートナーがいる、キャリアウーマンのマーガレット。仕事も私生活も充実しているかのように見えるが、まるで仕事が恋人であるかのように毎日仕事に没頭している。40歳の誕生日を迎えた日に突然、公証人と名乗る見覚えのないおじいさんが一通の手紙を届けに現れる。それは、過去の思い出や懐かしい写真がたくさんつまった手紙で、差出人は7歳の自分からだった…!!
実は、少女時代の辛かった思い出を心の奥底に封印していた彼女。両親の離婚や甘酸っぱい初恋、早く大人になってしまいたいと思っていたあの頃の自分を書き残した手紙。
最初は手紙の受け取りを拒むマーガレットだったが、次から次へと届く手紙によって辛かった過去の記憶を思い出し、閉ざしていた‘‘心の扉’’をゆっくりと開いていく—
誰にでも忘れてしまいたい過去はきっとあるはず。それでも、過ごしてきた日々はかけがえのないとても大切な時間。変わることは簡単にはできないかもしれないけれど、きちんと自分自身に目をむけた時、素敵な何かがきっと見つかるはず—

ストーリー




思い出の宝箱は、キラキラと色を取り戻す—

結婚間近のパートナーがいる、キャリアウーマンのマーガレット。仕事も私生活も充実しているかのように見えるが、まるで仕事が恋人であるかのように毎日仕事に没頭している。40歳の誕生日を迎えた日に突然、公証人と名乗る見覚えのないおじいさんが一通の手紙を届けに現れる。それは、過去の思い出や懐かしい写真がたくさんつまった手紙で、差出人は7歳の自分からだった…!
実は、少女時代の辛かった思い出を心の奥底に封印していた彼女。両親の離婚や甘酸っぱい初恋、早く大人になってしまいたいと思っていたあの頃の夢と、本当の自分を書き残した手紙。
最初は手紙の受け取りさえも拒むマーガレットだったが、次から次へと届く手紙によって辛かった過去の記憶を思い出し、閉ざしていた“心の扉”をゆっくりと開いていく—

スタッフ

監督・脚本:ヤン・サミュエル
製作総指揮:クリストフ・ロシニョン
音楽:シリル・オフォール
アソシエイトプロデューサー:フィリップ・ボファール
エグゼクティブ・プロデューサー:イヴ・マシュエル
撮影:・アントワーヌ・ローシェ
編集:アンドレア・セドラコヴァ
美術:ジャン=ミシェル・シモネ
録音:ピエール・メルテンス
音響デザイン:トマ・デジョンケール
ミキシング:トーマ・ゴデ
キャスティング:ギギ・アコカ
助監督:アラン・ブラコニエ
スクリプト:ラシェル・コルレ
衣装:ファニー・ドルアン
メイク:ヌリト・バルカン
製作進行:ジャン=マルク・グリノ

キャスト

マーガレット:ソフィー・マルソー
マルコム:マートン・ソーカス
メリニャック:ミシェル・デュショーソワ
フィリベール:ジョナサン・ザッカイ
ドゥロルカ(支社長):エマニュエル・グリュンヴォルド
マーガレット:ジュリエット・シャペイ
マチュー:ティエリー・アンシス
マーガレットの母:デボラ・マリク
フィリベール(子供時代):ロメオ・ルボー
マチュー(子供時代):ジャロッド・ルグラン
マーガレットのアシスタント:アレクシ・ミシャリク
シモン:ラファエル・ドゥヴェジア
マーガレットの父:エマニュエル・ルミール

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