原題:Svet-Ake

2010年カンヌ映画祭監督週間上映作品 NHKアジア・フィルム・フェスティバル2010

2010年/キルギス・フランス・ドイツ・イタリア・オランダ合作/カラー/80分 後援:在日キルギス共和国大使館 配給:ビターズ・エンド

2011年10月8日(土)、シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー!

公開初日 2011/10/08

配給会社名 0071

解説


心にも明りを
中央アジア・キルギスから届いた宝物のような映画

天山山脈のふもと、聖なるイシク・クル湖のほとりのキルギスの小さな村。
名もなき電気工の夢は、風車で村中を明りで満たすこと。
息子を授かること。
キルギスの小さな村の電気工。村人たちは彼をスベタケと呼ぶ。
ミスター・ライトという意味だ。スベタケは、アンテナの調整や電気の修理など、どんな些細な用事でも自転車でかけつける。時には、裕福ではない家には無料で電気を使えるよう細工したりもする。村人たちの暮らしを第一に考え、みんなからも愛される純朴な男だ。そんなスベタケの夢は、風車を作って村中の電力を賄うことと、息子を授かること。そんな中、ラジオから政治的混乱のニュースが流れ、私腹を肥やそうと都会から価値観の違う者がやってくる。穏やかな時間が流れる田舎の村にも変化が起きようとしていた…。
『あの娘と自転車に乗って』『旅立ちの汽笛』のアクタン・アブディカリコフ監督、 9年ぶりとなる最新作。名字をロシア名の<アブディカリコフ>から、キルギス名の<アリム・クバト>に変え、自ら主演もつとめる。91年にソ連が崩壊し誕生したキルギス共和国。独立宣言から20年、今尚、遊牧民だった頃の生活習慣や風習が残る暮らしの中、政治的変革に翻弄されながらも慎ましく生きる人々の未来への希望を詩情豊かに描きだす。

ストーリー

スタッフ

監督:アクタン・アリム・クバト
脚本:アクタン・アリム・クバト、タリプ・イブライモフ
撮影:ハッサン・キディライエフ

キャスト

アクタン・アリム・クバト
タアライカン・アバゾバ
アスカト・スライマノフ
アサン・アマノフ
スタンベク・トイチュバエフ

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