原題:GOOD WINDY DAY

第19回(1980)大鐘賞 監督賞(イ・ジャンホ)・編集賞・最優秀新人賞(アン・ソンギ) 第17回(1981)百想芸術大賞 大賞 ・作品賞・男子新人演技賞(キム・ソンチャン)

1980/韓国/カラー/シネスコ/113分 配給:太秦

2011年6月18日(土)より、新宿K’s cinema にて連続ロードショー!ほか全国順次公開!!

(C)東亜輸出公司

公開初日 2011/06/18

配給会社名 0864

解説


イ・ジャンホ監督は1976年パク政権下の芸能界風紀取締り事件で映画製作を禁じられるが、それが韓国社会を新たに捉えなおす契機ともなり、復帰第一作としてソウルの現状を描く本作を完成させた。アン・ソンギもまた、学業に専念するため一度は俳優業を引退していたが、映画界復帰作『兵士と娘たち』(1977/キム・ギ監督)に続く本作の出演で、再びスターダムにのし上がり、イ・ジャンホ監督とともに韓国ニュー・ウェーブを牽引していくことになる。

ストーリー

ソウルの街はずれで出会った地方出身者の3人の青年、中華料理店の出前持ちトッペ(アン・ソンギ)、理髪店の下働きチュンシク(イ・ヨンホ)、ホテルの使い走りキルナム(キム・ソンチャン)。彼らは互いに励まし合い、反発し合いながら、都会の片隅で報われない日々を過ごしている。それぞれ想いを寄せる相手がいる三人であったが、トッペは金持ちの令嬢ミョンヒ(ユ・ジイン)に傷つけられ、キルナムは恋人に金を持ち逃げされ、ミス・ユ(キム・ボヨン)を恋慕うチュンシクは傷害事件を起こしてしまう。そして、三人に別れの日がやってくる…。変わりゆくソウルの街で、三人はかけがえのない友情に気づくのだった。

スタッフ

監督:イ・チャンホ
脚本:イ・チャンホ
撮影:ソ・ジョンミン
音楽:キム・ドヒャン

キャスト

アン・ソンギ
キム・ソンチャン
イ・ヨンホ

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