原題:The Artist

2011年/フランス/100分 配給:ギャガ

2012年4月7日(土)シネスイッチ銀座、新宿ピカデリー他全国順次公開

(c)La Petite Reine - Studio 37 - La Classe Americaine - JD Prod - France 3 Cinema - Jouror Productions - uFilm

公開初日 2012/04/07

配給会社名 0025

解説


「今どき、白黒のサイレント映画?!」 まったくのノーマークだった作品に、そんなどよめきが起ったのは2011年カンヌ国際映画祭。あまりの前評判の良さに急遽コンペティション部門に格上げされ、あれよあれよという間に主演男優賞を受賞。あまりのダークホースぶりにカンヌを<幸福な大騒ぎ>に巻き込み、その勢いを少しも失うことのないまま、本年度の賞レースに参戦しているのがこの「アーティスト」だ。最新の映像技術が追い求められる現代において、監督ミシェル・アザナヴィシウスは、スクリーンに<映画の歓び>、すなわち<人生の歓び>を極めてシンプルに映し出した。本作では、CGや合成技術はおろか、色やセリフまでもが姿を消してしまっている。しかし、俳優の眉の動きが伝えるニヒルさ、視線で語る恋心、そして背中で魅せる哀愁など、私たちが頭ではなく心で感じ取ることのできる感情のエッセンスが溢れており、それが故に、本作は甘美でこの上なく美しい。
古き良きハリウッドの黄金時代を舞台に、白黒&サイレントという手法で描き上げる、極上のラブストーリー。いま、世界に足りないのは、こんな〈ロマンティック〉。

ストーリー



1927年のハリウッド。サイレント映画界屈指の大スター、ジョージ・ヴァレンティンは、新人女優ペピーを見初め、人気女優へと導いていく。強く惹かれあう二人——。しかし、折しも映画産業はサイレントからトーキーへの移行期。サイレントに固執するジョージが没落していく一方で、ペピーはスターの座を駆け上がって行くこととなり…。
古き良きハリウッドの黄金時代を舞台に、白黒&サイレントという手法で描き上げる、極上のラブストーリー。いま、世界に足りないのは、こんな〈ロマンティック〉。

スタッフ

監督:ミシェル・アザナヴィシウス
製作:トマ・ラングマン
製作総指揮:ダニエル・ドゥリューム、アントワーヌ・ドゥ・カゾット、リチャード・ミドルトン、エマニュエル・モンタマ
脚本:ミシェル・アザナヴィシウス
撮影:ギョーム・シフマン
美術:ローレンス・ベネット
衣装:マーク・ブリッジス
編集:ミシェル・アザナヴィシウス、アン=ソフィー・ビオン
音楽:ルドヴィック・ブールス

キャスト

ジャン・デュジャルダン
ベレニス・ベジョ
ジョン・グッドマン
ジェームズ・クロムウェル
ペネロープ・アン・ミラー
ミッシー・パイル
ベス・グラント
ジョエル・マーレイ
エド・ローター
ビッツィー・トゥロック
ケン・ダヴィティアン
マルコム・マクダウェル
ベイジル・ホフマン
ビル・ファガーパッケ
ニーナ・シマーシュコ
スティーヴン・メンディロ

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