原題:The Mechanic

この男、完璧。 『トランスポーター』『エクスペンダブルズ』の大ヒットメーカー ジェイソン・ステイサムの新ステージ!!

2010年/アメリカ/35mm/カラー/スコープサイズ/SRD・DTS・SDDS/93分/R15+ 日本語字幕:種市譲二 配給:ショウゲート

2011年8月13日より新宿バルト9ほか全国ロードショー

(C)Scared Productions, Inc. 2010

公開初日 2011/08/13

配給会社名 0008

解説


21世紀のアクション・スター、ジェイソン・ステイサムが放つ渾身の一撃!

 『トランスポーター』シリーズの大ヒットで人気スターとなり、『エクスペンダブルズ』で御大シルベスター・スタローンのパートナー役に抜擢されたことで改めて当代随一のアクション俳優であることを証明したジェイソン・ステイサムが、新たなステージに飛躍する! これまで以上にタフでセクシー、なおかつクールなヒーローになりきった彼の最新主演作、それが『メカニック』だ。
 ステイサムふんするは、証拠をまったく残さず、機械のように完璧に暗殺を遂行することから“メカニック”と呼ばれる凄腕の殺し屋アーサー・ビショップ。闇組織からの指令で親友を抹殺した彼は罪悪感も手伝い、その息子で荒くれ者のスティーブを後継者として育てることになる。アーサーと、素質を開花させたスティーブは手を組んで困難なミッションをこなすが、そんなふたりの行く手に罠が待ち受けていたうえに、彼らのチームワークにも亀裂が生じてゆく。混沌と化す戦いの果てに、生き残るのは誰か?
 元ネタは“漢”アクションの伝説的スター、チャールズ・ブロンソン主演の1972年の同名作だが、当時のブロンソンより若いステイサムが主演を務める以上、ただのリメイクに終始するはずがない。プロに徹したスキのない姿勢、格闘、射撃、ドライビング・テクニックから機械の知識までフォローする幅広いスキル、そして強烈なセックスアピール。主人公の“武器”を遺憾なく表現したジェイソンの熱演により、本作はハードかつハードボイルドな魅力あふれる快作となった。命知らずのスタントも爆破のスペクタクルもクライマックスの壮絶なカーチェイスも、彼が演じることでリアリティを獲得し、驚くべきどんでん返しが待つ結末まで目が離せなくなる。
 ステイサムを盛りたてる共演陣&スタッフも鉄壁の布陣。『X-MEN:ファイナルディシジョン』の注目株ベン・フォスターがスティーブを、時限爆弾のようにピリピリとした雰囲気で妙演。ベテラン、ドナルド・サザーランドや、近年は監督としても活躍目覚ましい個性派アクター、トニー・ゴールドウィンもアクの強さをしっかりアピール。『トゥームレイダー』のサイモン・ウェスト監督による、歯切れのよい演出も見逃せない。
 “完璧”と呼ぶにふさわしい男の奔走を堂々と描き切り、全米興行チャートで初登場3位に殴りこんだ『メカニック』。21世紀の強靭な男の美学を体感せよ!

ストーリー




今度の依頼は、裏がある。

 南米コロンビアの麻薬王が自宅のプールで暗殺されるが、事件は他殺ではなく事故死として受け入れられた。暗殺者の名はアーサー・ビショップ(ジェイソン・ステイサム)。闇の犯罪組織に雇われて次々と“仕事”をこなしつつも、殺人の痕跡をいっさい残さない。常に慎重を期し、米ニューオリンズの沼地の奥にある隠れ家を誰に知らせることもない。クラブで知り合った美女サラ(ミニ・アンデン)との関係も、その場限りで、誰とも組まずに孤独を受け入れる。まさしく、プロ中のプロだ。
 そんなアーサーの元に闇組織の雇い主サンダーソン(トニー・ゴールドゥイン)から新たなミッションが下された。それはアーサーの親友であり、この仕事を始めるきっかけを作ってくれた恩人ハリー・マッケンナ(ドナルド・サザーランド)の暗殺。サンダーソンによれば、ハリーは組織を裏切って他の暗殺部隊を壊滅させたという。アーサーは葛藤を抱えながらも、プロとしてこの仕事を引き受けた。
 車椅子生活をおくるハリーを抹殺するのは、友人を騙すことに対する苦悩を除けば、たやすいことだった。ハリーの葬儀に出席したアーサーは、そこでハリーの息子で乱暴者のスティーブ(ベン・フォスター)と再会する。“父親を殺したヤツに復讐したい”という激情的なスティーブを放っておけない気持ちになるのは、罪悪感からか。“オヤジがあんたに教えたことを俺も教わりたい”というスティーブを、アーサーは“動機のある殺人はよせ”と諭して助手に迎え、暗殺のテクニックすべてを叩きこもうとする。最初の仕事こそ手際が悪かったが、スティーブはメキメキと腕を上げていった。勝手に助手を雇ったことがサンダーソンには面白くないが、アーサーは“使えるヤツだ”と説得する。
 アーサーの次なるターゲットは自称“救世主”のカリスマ的な金満宗教家。スティーブとともに、標的が滞在するホテルに手際よく潜入。しかしスティーブのちょっとしたミスから、派手な銃撃戦は避けられなくなる。
この頃から、何かが確実に狂い始めていた。死んだはずの男の突然の出現、ハリー暗殺ミッションの意外なからくり、そして父を殺したかもしれないアーサーに対するスティーブの疑念。誰を信じ、誰を敵とみなすべきか? 混沌とした状況下、アーサーの命を懸けた戦いが始まろうとしていた!

スタッフ

監督:サイモン・ウェスト
製作:デヴィッド・ウィンクラー、ビル・チャートフ、レネ・ベッソン
製作総指揮:アーウィン・ウィンクラー、ロバート・チャートフ、アヴィ・ラーナー、ダニー・ディムボート、トレヴァー・ショート、ボアズ・デヴィッドソン
原案:ルイス・ジョン・カリーノ
脚本:リチャード・ウェンク、ルイス・ジョン・カリーノ
撮影:エリック・シュミット
プロダクションデザイン:リチャード・ラサール
衣装デザイン:クリストファー・ローレンス
編集:トッド・E・ミラー、T・G・ハリントン
音楽:マーク・アイシャム

キャスト

ジェイソン・ステイサム
ベン・フォスター
ドナルド・サザーランド
トニー・ゴールドウィン
ジェームズ・ローガン
ミニ・アンデン
ジェフ・チェイス
クリスタ・キャンベル

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