原題:Tango Libre

第69回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門審査員特別賞受賞 第28回ワルシャワ国際映画祭グランプリ受賞

2012年/ベルギー・仏・ルクセンブルク/フランス語/97分/シネスコ/ 配給:ファインフィルムズ

2013年9/28(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷他公開

(C)ARTEMIS PRODUCTIONS - SAMSA FILM - LIAISON CINEMATOGRAPHIQUE – NORD-OUEST FILMS – MINDS MEET – RTBF

公開初日 2013/09/28

配給会社名 0419

解説


本作は、平凡で単調な暮らしをしていた中年男性が、趣味で通っていたタンゴ教室で出会った自由奔放な女性に惹かれ、これまでの人生の見方や世界が一変していく様を、時に激しく、時に繊細なタッチで綴る愛のドラマであるとともに、振替なしで役者自らが踊る本格的なタンゴシーンも堪能出来る作品に仕上っています。

主演には、『ハートブレイカー』(10)のフランソワ・ダミアン。共演に『誰でもかまわない』(08)のアンヌ・パウリスヴィック、『パンズ・ラビリンス』(06)のセルジ・ロペス、『ミスター・ノーバディ』(09)のジャン・アムネッケルなど演技派俳優が勢ぞろいした。監督は、ベネチア国際映画祭主演女優賞を受賞した『ポルノグラフィックな関係』(00)などで知られるフレデリック・フォンテーヌ、そして『やわらかい手』(07)を手掛けたフィリップ・ブラスバンが脚本を務めた。そして、2012年ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門では審査員特別賞を受賞、2012年ワルシャワ国際映画祭でもグランプリを受賞するなど、世界の映画祭を席巻した。

ストーリー







刑務所の看守をしているJCの私生活は平穏で、趣味といえば、週に一度タンゴ教室でタンゴを踊ることくらい。ある日、教室に30代の女性アリスがやってきて、JCは彼女とタンゴを踊る。彼女は、15歳の娘の母親だったが、華やいだ雰囲気があった。翌日、彼は刑務所の面会の待合室にアリスの姿を見つける。彼女の面会相手は2人いて、1人は夫で、もう1人は愛人で、2人は事件の共犯者だった。平凡な人生を過ごしていたJCは、欲望と自分のルールに従い生きているアリスに惹かれていく。しかし、刑務所の看守は、受刑者の家族とつきあってはいけない決まりがあるのだった。JCは、これまでの生活など捨て、決まりなど破ってしまってもいいと考えるようになるのだが・・・。

スタッフ

監督:フレデリック・フォンテーヌ 『ポルノグラフィックな関係』
脚本:アンヌ・パウリスヴィック 『誰でもかまわない』、フィリップ・ブラスバン 『やわらかい手』  
撮影:ヴィルジニー・サン=マルタン 
美術:ヴェロニク・サクレ

キャスト

フランソワ・ダミアン『ハートブレイカー』
セルジ・ロペス『パンズ・ラビリンス』
アンヌ・パウリスヴィック『その男 ヴァン・ダム』
ジャン・アムネッケル
サガリー・シャセルオ
マリアーノ・チチョ・フルンボリ

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